Lyric

歩いても歩いても工事中の文字さ

位置情報をよすがに

今日も地図の上を歩きますよ

求めるほどに逃げていく街の夜明けと

暗闇を暴くiPhoneの光

突き当たるのはほとほと同じ気持ちさ

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

僕は行きたい

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

地図の向こう側へ

音楽のように儚げな安らぎばかり

立ち現れては消えていって

痺れを切らしてる隣人の声

腕組みする奴が表紙の本

平積みにされ

なんだかなあって思いながら

したたかぶたれたような気持ちにもなったよ

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

僕は行きたい

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

帰りの会は続くから

成人式は続くから

モラトリアムを引き延ばして

今日も悪態をついてしまいました

歌いたい歌ほど

伝えたい気持ちほど

軽く流されたりするのはどうしてさ

わけもわからずに

今日も日が暮れちゃったよ

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

僕は行きたい

ただ楽しいほうへ

ただ胸躍るほうへ

地図の向こう側へ

地図の向こう側へ