Lyric

遠い星 手を伸ばし

思い出すあのぬくもり

今は貴方が咲かす

花の香りに抱かれ眠る

零れ落ちてゆく

記憶の欠片が

身を寄せ合い笑い合う

穏やかな時も

確かなものなど

何も持たなくて

そんな私 貴方だけ

包んでくれた

風が吹く日も

雨が降る日も

貴方の前でだけ

普通の私でいられた

夜が降りたら

おやすみの口づけ

銀の髪をなぞった指

輝く遠い星眺めては

思い出す あのぬくもり

誰もが怯えた私 抱き寄せた貴方

その温かな血が この手に残る

確かな時間が

記憶を刻んで

想い乗せてすり抜ける

戻せない過去

遠い星 手を伸ばし

思い出す あのぬくもり

今は貴方が咲かす

花の香りに抱かれて

たった一度だけ

この手をとって死に誘った夜を

今は私が求めるの

二度と叶わないと知りながら