Lyric

嗚呼、幸福な人生だ

「安牌」に染められちゃってさ

邪魔でもう仕方がなかった「譲れないモノ」が

減ってゆくようだ

ところが ねぇどうしてだか

引き攣った顔で今日もまだ

僕等 ほらまた笑っているんだ

「限界です もう無理だ」って

言えない 言えたところで気にされない様な

こんな世界が嫌で 憎らしくて仕方がないな

大丈夫 僕は解ってるよ

貴方が「苦しいと無理して笑っちゃう」こと

そんなグチャグチャになった貴方がいつか

報われて欲しいんだ

ところでねぇ 僕等はさ

いつから自分を捨てたんだろう

正しいかどうか さて置いてさ

他人(ひと)の形で居りゃ褒められんだ

けどたまに怖くなるんだ

「キリがない」「僕じゃない」

「とてもじゃないが耐えられやしない」

こんなハズレモノでも

生きていいような場所はありますか

何年経った古傷だって

癒えない 癒えたところで抉られちゃう様な

こんな世界が嫌で　憎らしくて仕方がないな

大丈夫僕は解ってるよ

消えたい 消えたいと強く願っちゃうこと

そんなズタズタになった貴方の傷も

抱きしめて居たいんだ

「意味がない」というなら

こんな日々はいらないから

僕等 共に寄り添ってさ

「意味」を作っていくんだろう

歩けそうにないけど

「意外と走ったら痛くない」なんて

イかれた世界を行くんだ

あぁ「限界です もう無理だ」って

言えない 言えたところで気にされない様な

こんな世界が嫌で憎らしくて仕方がないな

大丈夫 僕は解ってるよ

貴方が「苦しいと無理して笑っちゃう」こと

そんなグチャグチャになった貴方がいつか

報われて欲しいんだ

嗚呼、幸福な人生だ

「安牌」に染められちゃってさ

邪魔でもう仕方がなかった「譲れないモノ」が

減ってゆくようだ

絶望的な人生も

引き攣った顔で今日はまだ

死なない程度に笑ってやるんだ

まだ生き抜いてやるんだ