煙巻かれて解放さエナジー
刺客忍び込む大量のメラニン
意識に問う まるで微熱のよう
クラック入れるシーンまるで地熱のフロー
文字にするベクトル
光と闇の往来がベストトーク
眺める散らかるテーブル
祭りの後の静寂を制する
湿る周囲の妄想
無情にも真意なら十時の方向
フリップするsorry my men
今もマインドの半分は正気じゃないぜ
くれてやる富と名声
代わりに与えてくれ処置と弁明
言ったろあいも変わらず
リスクは承知ウィルスをばら撒く
この空間に逃げ場はねぇ
俺は微熱が拗れただけ
症状気付いた頃に慢性化
明日も増え続ける感染者
この空間に逃げ場はねぇ
俺は微熱が拗れただけ
症状気付いた頃に慢性化
明日も増え続ける感染者
またスピットして飛沫感染
大抵の奴らは詩がつまんねぇ
所詮インフルはインパクト重視の流行
持続しねぇスタミナで春には終息
マスク滅菌も効果なし
染める黒で濁した街
測量するぜ物差しで
美容師のBGMじゃ物足りねぇ
診てくれドクター
この音楽が名前刻みこむドッグタグ
オペを何度繰り返したとこで
完治せず結局は振り出し
今も御存命
出せるだけ出してくれ処方箋
まぁそれさえ無駄足
お前の連れにも付けるぜ付加価値
この空間に逃げ場はねぇ
俺は微熱が拗れただけ
症状気付いた頃に慢性化
明日も増え続ける感染者
この空間に逃げ場はねぇ
俺は微熱が拗れただけ
症状気付いた頃に慢性化
明日も増え続ける感染者
- Lyricist
FUKK
- Composer
Camber Slide
Listen to BINETU by FUKK
Streaming / Download
- 1
Burning
FUKK
- 2
F.U.K.K (Another Mix)
FUKK
- ⚫︎
BINETU
FUKK
- 4
Do it (feat. Maigo)
FUKK
- 5
Life goes on...
FUKK
- 6
YOKUARUHANASHI MEXICO HEN
FUKK
- 7
A-SO-BU (feat. FLOAT JAM)
FUKK
- 8
Interlude
FUKK
- 9
New horizon
FUKK
- 10
YARIKATA (feat. TOMY)
FUKK
話題を呼んだアルバム「PROCEED」から13年。遂にFUKKがニューアルバムをドロップ。変わらぬスタイルと、更に重みの増したライムが、彼がまだハードパンチャーである事を証明している。ビートはChamber Slideと彼の息子であるHawk jrのみの起用となっているのも感慨深い。同クルーRYOのサポートを得て完成された作品がブーンバップの王道を突っ走る。
トラック1は狼煙が上がるに相応しい「FUKKらしい」一曲となっている。トラック2はイニシャルになぞらえる言葉遊びが印象的だ。トラック3は新型コロナの流行前にレコーディングされた作品だが、コロナ渦とリンクさせて聴いてみると面白いかもしれない。トラック4は同クルーの迷子が参加しており、ゆったりとしたビートとハードなライミングが印象的な作品となっている。トラック5はHawk jrのビートがこの曲を引き立てている。トラック6はまるで映画を観ているような作品となっており、Camber Slideのビートも魅力的だ。トラック7は盟友Float Jamと共に「遊ぶ」をテーマにした一曲となっている。トラック9は熱い歌詞が特徴的だ。トラック10は相棒TOMYを客演として迎え、彼らの「やり方」を比喩表現で歌うユーモアのある作品となっている。
全10曲FUKK節満載の作品を是非楽しんで欲しい。