PROCEED 2.4のジャケット写真

歌詞

YARIKATA (feat. TOMY)

FUKK

ディーラーの合図で始まるルーレット

座席に腰掛眺める風景

俺は無言貫き参加せず

自分のタイミングってやつを考える

周到に準備を進め

情報とイメージを瞬時に重ねる

見抜くイカサマ

それでも大事なのはそいつが敵か味方か

レートは最善

データを収集しBETするmy game

固唾を呑んでる奴ら

尻目に勝利を確信する奴さ

ライバルはもういねぇ

俺の相棒も程良く上機嫌

マスターいっぱい奢ってやる

俺ら場とグラス綺麗に汚して帰る

これが俺のYARIKATA

教えてやるまたツラの張り方

拘る戦と決める去り方

瞬きする間に既に勝ちパターン

これが俺のYARIKATA

教えてやるまたツラの張り方

拘る戦と決める去り方

瞬きする間に既に勝ちパターン

ロッカールーム立ち込める臭気

うつむき集中張り詰める空気

そこへ初老の紳士が訪室

「時間です」俺頷き応じる

包まれた静寂一変

客は歓喜しその眼はイってる

そう奴らは知ってる

肉や骨叩く音を shit damn

俺なら至って冷静

このテンションでこの場maintain

狂気する観集尻目

時間にし数秒 enemyは痛恨

皆んなぽっかり空いてるお口

「お疲れ」セコンドの相棒はニヤリ

サッと踵返し去る花道

事実と余韻のみ残す辺りに

これが俺のYARIKATA

教えてやるまたツラの張り方

拘る戦と決める去り方

瞬きする間に既に勝ちパターン

これが俺のYARIKATA

教えてやるまたツラの張り方

拘る戦と決める去り方

瞬きする間に既に勝ちパターン

  • 作詞

    FUKK, TOMY

  • 作曲

    hawk jr.

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話題を呼んだアルバム「PROCEED」から13年。遂にFUKKがニューアルバムをドロップ。変わらぬスタイルと、更に重みの増したライムが、彼がまだハードパンチャーである事を証明している。ビートはChamber Slideと彼の息子であるHawk jrのみの起用となっているのも感慨深い。同クルーRYOのサポートを得て完成された作品がブーンバップの王道を突っ走る。
トラック1は狼煙が上がるに相応しい「FUKKらしい」一曲となっている。トラック2はイニシャルになぞらえる言葉遊びが印象的だ。トラック3は新型コロナの流行前にレコーディングされた作品だが、コロナ渦とリンクさせて聴いてみると面白いかもしれない。トラック4は同クルーの迷子が参加しており、ゆったりとしたビートとハードなライミングが印象的な作品となっている。トラック5はHawk jrのビートがこの曲を引き立てている。トラック6はまるで映画を観ているような作品となっており、Camber Slideのビートも魅力的だ。トラック7は盟友Float Jamと共に「遊ぶ」をテーマにした一曲となっている。トラック9は熱い歌詞が特徴的だ。トラック10は相棒TOMYを客演として迎え、彼らの「やり方」を比喩表現で歌うユーモアのある作品となっている。
全10曲FUKK節満載の作品を是非楽しんで欲しい。

アーティスト情報

  • FUKK

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  • TOMY

    埼玉を代表するHIPHOP集団、 G.M.P.の主要メンバーの1人。 これまでにCREWやソロ活動の他、OG HOMEBOYS等様々なユニットや客演で作品を残してきた。 2010年MIX CD「GET MORE PROPS 」vol.1、vol.2をわずか半年の間に立て続けにリリース。専門CDショップで1位を記録し埼玉のシーンを席巻する。 その後もOG HOMEBOYSや彼のオリジナルの曲のみで構成されたMIX CD「CONSTANT CHANGE」、近年では同CREWのメンバーであるFUKKとのALBUM 「CURRENT RESIDENCE」をリリースし注目を集めメディア等に取り上げられる。 無骨に積み上げてきた経験や作品の中で信じるHIPHOPを追及し、等身大であり続けてきたTOMYが満を侍してソロALBUM「BIAS」をリリース。

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G.M.P RECORDS

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