ただようだけ (Side A)のジャケット写真

歌詞

ファウルフライ

田中ヤコブ

春が来たら来たで

芽吹く草の根に

足を取られるのだろうね

ぼくは鼻がイカれちゃって

冬の終わりさえ気づけないまま

憂うつな雨

くだらない1日が今日も終わる

君は何を思う

捉えたはずが芯外されてた

ムいてないのね〜

ファウルフライ

とりあえず今日を凌いでこう

少しずつ心が動き始めてくれたら

冬が来たら来たで

どうせ寒すぎて

やる気なんて出ないだろうね

Lost Smell

便所の臭いさえ愛おしかったなんて

  • 作詞

    田中ヤコブ

  • 作曲

    田中ヤコブ

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多くのアーティストや音楽ファンから賛辞を集める四人組ロックバンド「家主」のボーカル&ギター/メインソングライター/コンポーザーとしても活躍、そしてギターのみならずほぼ全ての楽器演奏を自らこなし、更には録音やミックスに至るまで自身で手掛けるDIYスタイルでソロ作品を発表し続けるシンガーソングライター・田中ヤコブ。通算4枚目のフルアルバムとなる今作は、一部楽曲でゲストや旧知のエンジニア・飯塚晃弘の力も借りながら制作されたSide Aと、全楽曲自身の演奏/録音のみで構築してみせたSide Bという驚異の2枚組。
収録されているのは最新曲から旧くは学生時代に制作された楽曲(!!)までと時期にバラつきはありながら、一切のブレなく芯をとらえ続けるソングライティングと複層的なアレンジ、通底した厭世観が漂い、タイムレスで類まれな鈍色のポップソング集として結実。旧来のギター・オリエンテッドな要素のみならず、流麗なピアノや重厚なコーラスワークにもフォーカスするなど、今まで以上に奥ゆかしくも憂いを帯びた楽曲の数々が、日々の寂しさや虚しさを優しくも力強く抱き止めていく。
普遍的なグッドメロディを刺激的なコード・プログレッションで紡ぐ全20曲、孤独薫るポップ・マエストロのNow and Then。

アーティスト情報

NEWFOLK

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