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この曲「ice」を作ったとき、心にあったのは“止まってしまった時間”と“戻れない想い”でした。雪や氷の静けさは美しいけれど、その中には孤独や痛みが潜んでいます。僕にとって「ice」というタイトルは、ただ冷たいものではなく、触れられない記憶や凍りついた感情を象徴しています。
作詞作曲をしていると、まるで凍った世界に閉じ込められた心の声を少しずつ掘り起こしていくようでした。消えてしまった温もりや、言えなかった言葉たち。それらを旋律に溶かしていくことで、ようやく自分自身と向き合えた気がします。
この曲は、過去を手放せない自分の弱さでもあり、それでも「凍った静寂の中で生きるしかない」という祈りのような歌です。聴いてくれる人が、自分の心の“氷”に触れるきっかけになれば嬉しいです。