コロナマスクの向こうでのジャケット写真

歌詞

コロナマスクの向こうで

yadorigi

触れないまま

慣れてしまった

繋がることに

慣れてしまった

画面の中で

名前を呼ばれ

ミュートのままで

うなずいてた

教室の空気

知らないままで

チャイムの音も

少し遠かった

マスクの向こう

表情はあって

でも本音までは

見えなかった

近づきたいのに

距離はデフォルト

それが普通に

なっていった

オンラインなら

話せるのに

対面になると

ちょっと詰まる

誰かといたい

でも疲れやすい

ひとりも平気

でも少し寒い

安全圏で

息をしてた

傷つかないように

してただけ

マスクの向こうで

笑ってた

本当はちょっと

怖かった

触れないままでも

繋がってる

そう信じたくて

ログインした

コロナの時代を

越えてきた

僕らは少し

静かだけど

やさしさの距離を

知っている

無理しない愛を

知っている

Verse 2(ラップ寄り)

タイムライン 既読の海

会わなくたって回る daily

顔出しオフでも成立 maybe

でもリアル前じゃ急に shaky

心理的安全 first に設定

深追いしないで respect で整地

共感ベースで形成された関係

圧より安心 それが前提

「大丈夫?」って

軽い一言

そういうのが

妙に残る

強く見せるより

わかるがほしい

勝つよりまずは

ちゃんといたい

会えない日々で

覚えたことは

言葉ひとつで

救われること

孤独の形が

増えたぶんだけ

やさしい形も

増えた気がした

マスクの向こうで

待っていた

本当の声を

待っていた

会えない時間も

嘘じゃない

ちゃんと心は

動いてた

コロナの時代を

越えた今

僕らは少し

不器用でも

無理に触れずに

寄り添える

そんな強さを

持っている

近いだけじゃ

足りないってこと

遠いだけでも

終わらないこと

その両方を

知ってる僕らは

たぶん前より

深くなれる

マスクの向こうで

泣いていた

誰にも見せず

泣いていた

だけどそのぶん

知っている

見えない痛みの

重さを

コロナの時代を

生きたから

僕らはきっと

弱くない

安全な場所で

咲く声も

ちゃんと未来を

変えていく

外したあとも

消えはしない

あの頃覚えた

やさしさは

  • 作詞者

    鮫島宏明

  • 作曲者

    鮫島宏明

  • プロデューサー

    鮫島宏明

  • 共同プロデューサー

    鮫島宏明

  • マスタリングエンジニア

    鮫島宏明

  • シンセサイザー

    yadorigi

コロナマスクの向こうでのジャケット写真

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    コロナマスクの向こうで

    yadorigi

『コロナマスクの向こうで』 は、コロナ禍の中で生まれた孤独、不安、そして新しいやさしさを描いた楽曲です。

触れないことに慣れ、画面越しにつながることに慣れ、
本音を隠したままでも日々が進んでいくことを覚えた時代。
教室の空気も、チャイムの響きも、表情の細かな揺れも、以前のようには感じられなかった。
それでも人は、離れたままでも誰かを求め、ログインし、言葉を交わしながら生きていた。

この曲が描くのは、失われたものだけではありません。
会えない日々の中で、言葉ひとつに救われること。
無理に踏み込まなくても寄り添えること。
圧より安心、強さより理解を大切にする関係が育っていったこと。

『コロナマスクの向こうで』 は、マスク越しの不安や見えない涙を抱えながら、それでも人とつながろうとした時間を静かに肯定する一曲です。
あの時代を生きたからこそ、今の僕らは“無理しない愛”と“見えない痛みへの想像力”を知っている。
そのやさしさは、マスクを外したあとも消えずに残っていく。

アーティスト情報

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