

ゴリラの面をかぶって
俺は通りのまんなかで
うつぶせに倒れてる
人々が俺の横を
楽しそうに行きかい
メロディが流れてる
俺は背広を着ていた
その下はサーフィンのTシャツさ
ぴったりの革靴は
カツコツいい音たてるさ
広がりすぎた空
俺のまわりで秒針が
音もなく流れてる
誰も俺を見ていない
俺は皆を見てる
口をつぐみながら
俺は背広を着ていた
その下はサーフィンのTシャツさ
ぴったりの革靴は
カツコツいい音たてるさ
ゴリラの面をかぶって
ゴリラの面をかぶって
ゴリラの面
ゴリラの面
ゴリラの面・・・
- 作詞者
石川浩司
- 作曲者
石川浩司
- プロデューサー
ミャビー
- グラフィックデザイン
金子志津枝
- ボーカル
石川浩司
- アダプター
バタタケンチ

石川浩司 の“ゴリラの面”を
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ゴリラの面
石川浩司
僕が歌を作り始めた18歳の頃の最初期の作品です。高校の同級生だった、このCDのプロデュースもしてくれているミャビーくんからもらったギターで作りました。ひとりで上京してライブハウスのオープンマイクに出演したりオーディションを受けまくっていた時に、まだ持ち歌が少なかったので必ず歌っていた歌のひとつです。
ゴリラの面という仮面を被って誰でもない人間になり、どんな大勢の中に紛れていて誰にも気づかれなくても「僕はここにいる!」という自己確認を、若い自分はしたかったのかもしれませんね。