小石のジャケット写真

アスファルトの隅に転がる ひとつの小石

誰にも気づかれず 踏まれてきた痕

高層ビルの影に 埋もれるような僕の心

見渡す限り どこにも居場所なんてない

うわべだけの笑顔で 「大丈夫」と呟く

本当の声なんて 誰も聞いてくれない

明日の予定を埋めたところで 満たされない

擦り減る気持ちが まるで靴の中の小石みたい

小さなものほど 痛みは大きく

胸の奥で息苦しさが膨れ上がる

踏み出すたびに揺れる心が叫ぶ声

「どこへ向かえばいいの?」 応えはまだ見えなくて

一歩進むたび 見失ってしまうんだ

僕は 小石のように ちっぽけで 孤独で

ただ転がされるだけじゃいやだと

傷つきながら 転びながら

いつか僕なりの輝きを

見つけてみたいと思うけど

その勇気さえも 砕けそうになる

小さな存在ほど 嘘(うそ)も隠せない

痛みごと 全部抱(かか)えこんで歩いてく

見上げた空に こぼれ落ちるため息が

未来を塗り替えてくれる日を夢見てる

小石のままで それでも進む僕を

どうか 誰か気づいてほしい

  • 作詞者

    ちぇっくのりんごのじゅーす

  • 作曲者

    ちぇっくのりんごのじゅーす

  • プロデューサー

    ちぇっくのりんごのじゅーす

  • ボーカル

    ちぇっくのりんごのじゅーす

  • ソングライター

    ちぇっくのりんごのじゅーす

小石のジャケット写真

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    小石

    ちぇっくのりんごのじゅーす

アスファルトの隅に転がる小石のように、高層ビルの影に埋もれ、誰にも気づかれない自分の存在。表面的な「大丈夫」の言葉と、心の奥で膨れ上がる息苦しさのコントラストを繊細に描写したこの曲は、現代社会を生きる多くの人々の内なる声を代弁します。
「踏み出すたびに揺れる心が叫ぶ声」「どこへ向かえばいいの?」という問いかけには、方向性を見失った時代の不安と迷いが込められています。しかし同時に「いつか僕なりの輝きを見つけてみたい」という願いは、小さくとも確かな希望の光を表しています。
傷つきながらも、転びながらも進み続ける小石のような存在。その痛みと勇気を静かに、しかし力強く表現した一曲です。ぜひ耳を傾け、あなた自身の中にある「小石」の声に気づいてください。

アーティスト情報

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