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前作「Rainyman」で“静けさと祈り”をテーマにしたmayumi yamazakiが、
今作「DAY UNFOLDS」で描いたのは、“光と希望”の物語。
雨が止んだあと、まだ濡れた地面の上に差し込む朝の光のように、
この楽曲は聴く人の心にそっと寄り添いながら、新しい始まりを告げる。
夢を追い、傷つき、立ち止まりながらも、もう一度前を向いて歩き出す——
そんな普遍的な人間の姿を、壮大でドラマティックなサウンドスケープに乗せて歌い上げている。
「DAY UNFOLDS」というタイトルには、
“今日が始まる”という意味と同時に、
“心がほどけていく”というニュアンスも込められている。
mayumiの穏やかな歌声は、聴く人の心の奥にある何かを解き放ち、
静かに勇気を灯す。
この作品では、これまでのチルで幻想的なサウンドとは異なり、
より壮大でシネマティックなアプローチがとられている。
ストリングスやホーン、コーラスが折り重なり、まるで舞台の幕が上がるような高揚感を生み出す。
それは“夢を追う力”と“現実を受け入れる優しさ”が同居する、mayumi自身の姿とも重なる。
「Rainyman」が“内なる祈り”の象徴だったとすれば、
「DAY UNFOLDS」は“外の世界へ踏み出す勇気”の象徴。
誰かに導かれるのではなく、自分の足で“今日”を始めるための歌だ。
幻想的なサウンドと繊細な歌詞が、聴く人の心に光をともすように、
この楽曲は、希望の火を自分の中に灯すための歌となっている。
mayumi yamazakiの音楽が持つ“静けさと情熱の共存”が、
今作ではさらに色鮮やかに、生命力をもって躍動している。
過去を受け入れ、未来を信じるすべての人へ贈る、
新たな始まりのアンセムである。
病を乗り越え、「命の奇跡」を唄うシンガーソングライター。3歳からピアノを始め、音大のクラスメイトとロックバンド、プリングミンを結成。ボーカリストとしてのキャリアをスタートさせる。2008年、キューンレコードより銀魂の主題歌でメジャーデビュー。CountDownJapan、RockInJapan等、数多くのフェスに出演。ノイジーなバンドサウンドの中で歌い続けてきた経験から培われた声量、ボーカルテクニックは圧巻。その豊かな表現力から産み出される歌声は聴衆を魅了し、幸福感をあたえる。2011年、ソロプロジェクトを始動。木村カエラのバックコーラスとして全国ホールツアーに参加するなど、活躍の場を広げる。2016年に卵巣癌を患い、手術/治療に伴い活動を休止。2017年、ガンを克服しライブ活動、音源制作を再開。2018年闘病中に綴った曲を集めたアルバム「HANBUNCO」を発表。2020年、2曲入りEP「living roon music」をライブ会場限定リリース。2022年、コロナ禍を乗り越え徐々にライブ活動、制作活動を再開。次作に期待が高まる。
Glasswerks Records