

昼の風が 頬を刺す
影は短く 逃げ場なし
強がるほどに 胸の奥
名残りが熱を 持ちはじめ
てれんてくだでありんす
恋などしては おりんせん
簪ひとつで ばれておりんす
光の中では 隠せぬもの
てれんてくだでありんす
涙など 見せはせぬ
されど鼓動は 正直で
胸の奥まで 響きおりんす
吉原通り 昼三どき
下駄の音さえ 問い詰める
もらいし夜の あの言葉
髪に残して 知らぬ顔
差せば続くと 知りながら
取れば終いと 知りながら
紅の先まで 揺れながら
わっちは強くと 言い聞かす
てれんてくだでありんす
恋などしては おりんせん
簪ひとつで ばれておりんす
光の中では 隠せぬもの
昼三の光 逃げ場なし
影は短く 誤魔化せぬ
てれんてくだと 笑い飛ばす
されど胸は 騒ぎ出す
差せば続き 取れば終い
理など わかっておりんす
それでも夜に 思い出す
袖に残りし 温もりを
てれんてくだでありんす
恋などしては おりんせん
簪ひとつで ばれておりんす
光の中では 隠せぬもの
昼の光は 容赦なく
恋の形を 映し出す
名を呼ばれても 振り向かぬ
それが強さと 決めた故
差せば続き 取れば終い
心の内は 抗えぬ
簪ひとつ 抜けば消える
抜けぬ理由を 知っている
てれんてくだでありんす
されど心は 嘘つけぬ
簪ひとつで ばれておりんす
わっちの恋は 消えぬもの
てれんてくだでありんす
強く立つのも 恋ゆえに
光の中で 名を呑めど
胸の鼓動は 止まりませぬ
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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てれんてくだ
Liminal Reverie
「てれんてくだ」
昼三の光は、嘘を許さない。
短い影が、隠したつもりの恋まで映し出す。
「てれんてくだでありんす」
そう笑ってみせる遊女。
けれど簪ひとつで、想いはばれてしまう。
強く立つ背中。
振り向かぬ横顔。
光の中でこそ揺れてしまう、女の本音。
和楽器の刻みとブーンバップの鼓動が交差し、
昼の緊張と、隠しきれぬ恋心を描く。
これは、
強がりと本音のあいだで揺れる一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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