Lyric

私が持ってるものは たかが知れてるけど

君にあげられないものは 何ひとつとないよ

私がしてきた恋が 不意に影を落としても

今の気持ちに一点の曇りもない

ちっとも上手くならない仲直り

言い出せばキリのないたられば

ぶつかるほどすり減ってゆくのに

味わい深く濃い恋に変わってゆく

君のまねをして

好きになったコーヒーにはまだ

ミルクと砂糖がかかせないけど

ラブソングとコーヒーのような

甘く苦い日々が

ずっとずっと続けばいい

君の昔話に 私はいなくても

今と未来の話にはいっつもいたい

並んだマグカップが 湯呑み茶碗になったり

苦みにもいつしか慣れてゆくものなのかな

煙たがられるくらいくっついて

飽きれられてしまうほど甘えて

喉を鳴らした猫みたいに

一番隣でかわいく老いてゆきたい

君のまねをして

好きになったコーヒーにはまだ

ミルクと砂糖がかかせないけど

ラブソングとコーヒーのような

甘く苦い日々が

冷めてしまってもあたためなおせばいい

君のすべてを愛せやしないけど

私のすべてで君を

愛して 愛して 愛してゆくのさ

君のまねをして

好きになったコーヒーにもいつか

ミルクと砂糖がいらなくなるのかな

ラブソングとコーヒーのような

甘く苦い日々を ずっとずっとずっと

2人並んでコーヒーを

手を繋いで眠りにつくその日まで