Lyric

ああ

眠いまぶたをすり抜ける

朝の陽ざしから

逃げるように眠るきみの顔を覗いてみた

さあ

ミルクコーヒーを飲みましょう

あたためてくるね

眠そうに返事をするその声がかわいかった

いつかはこんな日も

終わりがくるのかな？

ごめんね　うそだけど

幸せがこわくて泣きそうよ

もうちょっと眠りたい朝も

やたらとお天気な昼も

夕立に降られた夜も

きみと連れ立って歩けば

二人だらけて過ごせば

とても良い日々で

つまらない映画を見ても

いまいちな料理が出ても

欲しかったスカートが売れちゃっても

きみと一緒になって見たら

お店を揃って出たら

それも楽しくて

ラララ

ねえ

お昼はなにを食べましょう

二人で作るの

食べきったらお出かけしよう

出逢った街に出かけてみよう

あ、ショーウインドウに映り込む

きみとふたりだね

嬉しそうに頬を寄せる

自分が恥ずかしかった

いつでもきみのこと

だいじにおもうけど

それでもダメな日が

来たときはキスして抱きしめて

面白い映画を見ても

大好きな料理がでても

売れちゃったスカートが見つかっても

きみと一緒になって見なきゃ

二人で揃って食べなきゃ

それも寂しくて

今さっき横目で見てた

ああいう子がほんとはいいの？

意地はって生意気に拗ねちゃっても

きみと一緒になって見てた

星をひとりで見たら

とてもさみしくて

会いたくなるの

きみのこと全部知りたい

いつだって信じてあげたい

元気ないところは見せたくない

ずっと仲良しでいたいのに

私なにしてるの

別々に帰ったあとの

気まずいこの空気がやだよ

ごまかしにケーキを買ってきたけど

きみがぎゅって包んでくれたら

すきってささやいてくれたら

全部もうなんだかどうでもよくって

もうちょっと眠りたい朝も

やたらとお天気な昼も

夕立に降られた夜も

きみと一緒になって過ごせば

こんな平凡な日々が

誰もかなわない

何もかなわない

ラブストーリー