希望のうたのジャケット写真

歌詞

希望のうた

SomAtic

確かな形を 探していた

掴むと消えてく 答えたち

たどり着いた場所に 未来はない

探すほど空虚が 膨らんでいく

確実という名の 無菌室で

息を詰まらせて いたんだ

迷い込んだのは 古い道

胸で不規則に 打つ脈動

拒絶のサインじゃ ないんだ

世界に触れた 揺らぎだ

答えがないから 果てしない

未完成だから 動き出す

既知の安心を 手放したとき

世界の深さが 変わっていく

予測不能な 明日が呼んでいる

不協和音は 高鳴りへ

正しい場所へと 逃げ込んでも

約束された シナリオに

心が震える 余白はあるか

答えがないから 果てしない

揺らぎがあるから 愛おしい

既知の境界を 超えた瞬間

暗闇も光の 色に変わる

未知のグラデーションの 向こうへ

薄明の帰り道

足元に咲いた 枯れかけた花

うなだれる姿が 目に映る

それは終わりを 待つんじゃない

重力を切って 空へ跳ぶ

カウントダウンの 真っ最中の

ロケットに見えた

未知なるものに 胸を躍らせる

僕の内にあった 衝動

なんだ

あの日探していた「みち」が

希望への招待だったんだ

  • 作詞者

    SomAtic

  • 作曲者

    SomAtic

  • プロデューサー

    SomAtic

  • ソングライター

    SomAtic

  • リミックス元のアーティスト

    SomAtic

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    希望のうた

    SomAtic

既知の安心に閉じこもるか、未知なる無秩序へ足を踏み出すか。
SomAticが紡ぐ本作は、「既知=答え」を追い求め徒労し続けた過去の記憶から、コペルニクス的転換を経て立ち上がる静かなる跳躍の記録である。
冒頭の冷涼で無菌室的なアコースティックの静寂は、やがて不規則な脈動を帯び、感情を解き放つ重厚なインディ・ポップへと拡張していく。足元で首を垂れるしおれた一輪の花に、空へ飛び立つカウントダウン待ちのロケットを重ね合わせたとき、視界は不可逆の変化を遂げる。
「答えがないからこそ、可能性は果てしない」。希望とは探して手に入れる正体ではなく、未知から手を差し伸べられた招待そのものであると告げる、静謐で鮮烈なアンセム。

アーティスト情報

  • SomAtic

    ギリシャ語で「身体」を意味するその名は、表現者としての彼の原点である。日々、臨床の現場で数多の「身体(いのち)」と真摯に向き合う医師、SomAtic。 生と死、葛藤と再生。極限の人間模様を見つめ続ける中で、彼自身の身体の奥底から静かに、しかし力強く溢れ出た「言葉」が、一つの作品として形を成す。緻密に編み上げられた、生命の鼓動と共鳴する洗練されたサウンド。そこにあるのは、単なる感情の吐露ではない。医学的な視点と芸術的な感性が交差する場所で紡がれた、生命への深い洞察と慈しみである。医師として、そして一人の表現者として。 SomAticは、聴く者の心に寄り添い、日常の淵に微かな、しかし消えない光を灯し続ける。

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