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メコスジ

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人間は本来「自由」である。おおしかの新作「メコスジ」は正にタイトルからしても自由奔放と言う言葉がふさわしい。ユリカゴから墓場まで人間の生と死、いや、性と詩、ん?say とshit 、をテーマに童歌、アニソン、演歌、ハードロック、トランス、ノイズ、歌劇、グラインドコアetc、とにかく一曲一曲が破壊力のあるアルバムになっている。本作はほとんどの楽曲が覆面ボーカリストとのfeaturingで構成されつつ、現在の音楽シーンと逆走したコンプライアンスを一切無視したスタンスは相変わらずブレていない。毒のある児童合唱「上級国民」から始まり、優しさと悲しみに包まれた死別曲「最後とわかっていたら」まで、20曲とは思えないテンポの良さで聴ける。先行配信されたシングル「顔面シャワーな気分」「旅の宿」「ハサミ女」「Pandemic Planet」「社長の息子」のREMIX含む全20曲。このアルバムを聴くと「権力」や「責任」に押し潰される事が馬鹿らしく思えてくる。

アーティスト情報

  • おおしか

    渋谷のお一人様専用バー「おおしか」でお馴染み、大鹿高栄の音楽プロジェクト。男女ツインボーカルを基本としたミクスチャーパンクをベースに演歌、フォーク、ファンク、ミニマル、Hip Hop、スラッシュメタル、kids sound、電子音楽etc、予測不能な幅広い音楽ジャンルで最高にして最低の「人間愛」を歌い上げています。なんのひねりも無いどストレートな歌詞、iPhoneと付属のイヤフォンだけで自宅録音したノーコンプライアンスなおおしかワールドは正に令和のアナキスト。

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