※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
海の向こうに、呼吸があった。
吉山知宏の新作「水平線と呼吸」は、神奈川・平塚の庄三郎丸から相模湾へと出た釣りの旅をきっかけに生まれた。シイラの跳ねる海、潮目を追う船、そして水平線の向こうに広がる静けさ。そのすべてが、音となってこの作品に宿っている。
MIDIとCCオートメーションによって描かれたヴァイオリンの旋律は、波のリズムと風の呼吸を織り交ぜながら、聴く者の内側へと静かに届く。
「水平線」は、遠くにあるものではない。
それは、私たちの呼吸の中にある。
──海と音が交差する、静かな詩。
東京都足立区出身。東京都立九段高等学校を経て、文教大学人間科学部人間科学科卒業。 幼少期よりピアノに親しみ、音楽への感受性を育む。高校時代には友人たちとバンドを結成し、エレキベースを始める。大学在学中にはジャズ研究会に所属し、コントラバスと出会う。以降、安カ川大樹氏、中尾日奈子氏に師事し、演奏技術と音楽的深みを磨く。 卒業後はジャズベーシストとして活動を開始。ジャズバーをはじめ、ライブハウスやイベントなど多様なシーンで演奏を重ねる。現在はジャズやポップスを中心に、レコーディングやライブ演奏を通じて、音楽の魅力を届けている。