(ここまで来たんだ靴すら履かずに)
(過去の弱く脆い自分を剥がす日)
(震えた手のせい零れた盃)
(I don't need some word just you and me laughin’)
つまらない昨日を愛してみたかった
今日なら僕もできるのかな
そんな毎日を繰り返している度
生きてる意味すらぼやけてしまうの
ここまで来たんだ靴すら履かずに
過去の弱く脆い自分を剥がす日
震えた手のせい零れた盃
I don't need some word just you and me laughin'
神から生まれ神に仕える
あなたもきっとそのうちの1人でしょ
上とか下とか右左もない
みんな醜くて同じバカ
間違えだらけの世の中でも
僕らの延長線にいるのは
僕らそのまま
つまらない昨日を愛してみたかった
今日なら僕もできるのかな
そんな毎日を繰り返している度
生きてる意味すらぼやけてしまうの
ここまで来たんだ靴すら履かずに
過去の弱く脆い自分を剥がす日
震えた手のせい零れた盃
I don't need some word just you and me laughin'
鉤爪が取れて落ちるまで
もう戻る方が難しいよね
儚い別れ
微かな運命
ありがとうまたね
Guilt the lily say my name
つまらない昨日を愛してみたかった
今日なら僕もできるのかな
そんな毎日を繰り返している度
生きてる意味すらぼやけてしまうの
ここまで来たんだ靴すら履かずに
過去の弱く脆い自分を剥がす日
震えた手のせい零れた盃
I don't need some word just you and me laughin'
- 作詞
guilt the lily
- 作曲
K1K0 Beats
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yesterday's dream
guilt the lily
『yesterday's dream』
guilt the lilyの新作「yesterday's dream」は、報われることのない努力に満ちた日常を生きながら、いつか幸福が訪れるのか、そしてたとえそれが叶わぬままでも、そんな日々を愛せるのかと問う歌である。
「つまらない昨日を愛してみたかった」という一節には、虚無と希望がせめぎ合う心の叫びが込められている。震える手からこぼれ落ちる盃、言葉のいらない笑顔を分かち合う二人の情景。過去を脱ぎ捨て、ただ笑い合う瞬間を描き出すその詩は、哀しみの中に隠れた微かな希望を感じさせる。
本作は、移ろう時の中で何が愛せるのかを自問し、仮初の夢を抱きながらも足を止めぬ者たちへの賛歌である。guilt the lilyが紡ぎ出す言葉と音が、いつかの幸福に揺れる心にそっと寄り添い、聴く者の心奥深くまで響き渡るだろう。
アーティスト情報
guilt the lily
guilt the lilyは、日本を拠点に活動するヒップホップアーティストであり、その名はアートにおける装飾過多の美学を示唆しながらも、彼自身の音楽は誠実で生々しい感情を宿している。14歳のときヒップホップという表現手法に出会い、15歳で音楽制作を本格的に開始。SoundCloudでの自主的な活動を通じて着実に注目を集め、わずか17歳で2023年にファーストアルバム『Marveric』をリリースし、メジャーデビューを果たした。このアルバムは、彼の音楽的才能の萌芽を示すとともに、既成概念を破る新たなアプローチでシーンに一石を投じた。 その翌年、彼はさらに深い内省と成熟を経て、2024年3月にセカンドアルバム『Watershed』を発表。この作品では3名のアーティストを客演に迎え、孤独、葛藤、そして再生といったテーマを、ジャンルを越えた多様なサウンドで描き出した。アルバムタイトルが示す「分岐点」の通り、この作品は彼にとってもリスナーにとっても新たな旅路の幕開けを象徴している。聴く者に深い共感を与えるリリックと、感情の機微を掬い取るようなメロディラインが融合し、彼の名前は日本のヒップホップシーンに確固たる足跡を残すものとなった。 そして2025年、Guilt the Lilyはその芸術性をさらに深化させ、3rdアルバム『Ashed Dove』をリリースする。このアルバムには9曲が収録され、平和の象徴である鳩が重い灰に覆われ、飛翔を阻まれるという象徴的なビジュアルコンセプトが全体を貫いている。灰は希望や自由の喪失、そして理想への渇望を示しながら、深い孤独と絶望を描く一方で、そこに潜むかすかな希望の光もまた鮮やかに浮かび上がらせる。この作品を通じて、Guilt the Lilyは人間の脆さと強さ、喪失と再生が交錯する感情の深淵に挑み、その美しさと儚さを鮮やかに描き出している。 彼の音楽は単なるエンターテインメントにとどまらず、人生や自己の本質に迫る文学的な詩篇として、多くのリスナーの心に深く刻まれる。彼の創作の旅路は、既存の枠組みを超え、リスナーに新たな視点と感動をもたらし続けている。Guilt the Lily――その名が響く未来は、きっとさらに鮮烈な光を放つだろう。
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