

"あいつは見えない虹を渡った
「人生はなんとかなるんだ」って
夢の中にいた 明日に風を借りたんだ"
びしょ濡れで踊り明かすくらいの
馬鹿なプライドが欲しかった
僕は雨の子 君は愛の子
生まれ変わってこの街に
愛を探しにきたんだ 海岸線
錆びたフェンスの向こう側
八百屋のばあちゃんは花として生きた
肩寄せ歩くふたりにも
顔も知らない誰かの暴言も
必要ならば隠してみせる
100年越しの僕だから ひゅるりらら
「雲の上の居心地はどうだい?」
「ずいぶん洒落た目のシワ使って
星を動かして 空で遊んでいたのかい?」
「ないものねだってたものが全部
手に入るほど恋しくなる」
僕は風の子 置いてきたあの子
生まれ変わってその愛で
君の続きを歩くよ 海岸線
割れたレンズの向こう側
最初に覗くのは君がいいだろう
少しのホコリは許してね
毛布をかけておこうかな
見えないものも聴かせてみせる
100年越しの僕だから ひゅるりらら
生まれ変わってこの街に
愛を探しにきたんだ 海岸線
錆びたフェンスの向こう側
八百屋のばあちゃんは花として生きた
君が残した歌がある
傷で描いた星光る
会いたくなったら空に歌おう
100年越しの合言葉「ひゅるりらら」
- 作詞者
UKI
- 作曲者
UKI
- 共同プロデューサー
Hiplin
- レコーディングエンジニア
Hiplin
- ミキシングエンジニア
Hiplin
- マスタリングエンジニア
Hiplin
- ギター
Hiplin
- ボーカル
UKI
- バックグラウンドボーカル
Hiplin
- プログラミング
Hiplin

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- ⚫︎
ひゅるりら
UKI
2025年夏の終わりに、UKIの新曲「ひゅるりら」をリリースします。
誹謗中傷によって大切な命が奪われたというニュースを耳にした日に生まれた楽曲です。
“ひゅるりら”とは、100年前に人生を諦めた自分が風となり、100年後の自分に「今度は諦めないで」と励ましに来るための合言葉であり、その音そのものを表しています。
本作のサウンドプロデュースを手がけたのは、シンガーソングライター/プロデューサーとして活躍し、独自の音楽的世界観で多くのアーティストから信頼を集めるHiplin。彼の独自のサウンドメイクによって、あの日に私が感じた風や空気が、そのまま音となって響いているような作品となりました。イントロから駆け抜ける風に緊張感すら覚えるのは、目に見えないものの恐ろしさや力強さ、そして人を救う不思議な温かさがあることを、私たち人間は心の奥底で理解しているからかもしれません。
人生に行き詰まったり、「自分なんて…」と諦めそうになったとき、この曲とその日吹く風が重なり、「まだやれる」「誰かの分まで頑張ろう」と思える小さな力になれますように。
また、リリース当日には「HAPPY FLOWER LIVE」とのコラボレーションによるフル映像公開も予定されています。
Credits
Words & Music : UKI
All Instruments, Chorus, Arrangement, Recording, Mix & Mastering : Hiplin
Jacket Photo: Ryotaro Sato (AnMAKE Tokyo)