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本楽曲は、ヨハネス・フェルメールとヒエロニムス・ボスという二人の巨匠へのオマージュを掲げたプロジェクト「CONTINUUM」のために制作されました。
楽曲の核心にあるのは、フェルメールの「静謐な光」をデジタルな高音域の粒子で、ボスの「幻想的な混沌」を予測不能にうねるシンセサイザーのモジュレーションで表現した、音の対比構造です。力強いビートと重厚なベースラインは、画像に描かれた崩壊した建造物や荒野の孤独感を象徴しています。しかし、曲が進行するにつれて昇華していく高揚感のあるメロディは、天空に現れた巨大な光の翼が象徴する「再生の予兆」を鮮烈に描き出します。
クラシックな芸術への深い敬意を根底に置きながら、現代的なエレクトロニック・サウンドへと昇華させた本作は、過去から未来へと途切れることなく続く「表現の連続体(CONTINUUM)」を体現しています。荒廃した世界に立つ巡礼者が、光の記憶を辿りながら新たな時代へと踏み出す瞬間を音像化したドラマチックな一曲です。
Nuearzは、日本人アーティスト奥田和宏によるソロプロジェクトです。イギリスのSkam Recordsから「Saturation Point」と「Face Lift」の2枚のアルバムをリリースしています。自身のレーベルLogica et Naturaからは「Last Straw」と「Funny Bone」の2枚のアルバムをリリースしています。また、大阪の新レーベルRemodelによるコンピレーションアルバム「A Sign 2」にも参加しています。Skam RecordsからリリースされるCDは、オリジナル楽曲だけでなく、Chantal MichelとFernando F. Fonsecaという2人の有名アーティストによるデザインでも注目を集めています。 Nuearzの作曲スタイルは、シンセサイザーのプリセットサウンドや音楽サンプルを、その背景にある歴史や文脈から解放し、純粋な音の動きとして再解釈することです。そして、これまで聴いたことのない音を組み合わせることで、楽曲に隠された文脈や歴史の断片を目覚めさせ、さらには新たな文脈の創造へと導いていきます。
Logica et natura