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どの業界においても昨今は個々が備え持つスキルよりも
一時の話題性や、プロモーションを軸とした炎上商法などに目が行きがちになりつつある。
「2029」・「Faded」のようなメロディックで、スムーズな作品が続いた中
本作品は強いメッセージ性を含んだ楽曲として公開された。
冒頭から「最近の業界は何かがおかしい」と本題に切り込むような鋭いワードチョイスから始まり、いつも通りのラップが組み合わさることによって楽曲を通しての主張を明白なものにしている。
「時代の流れがそうさせたのかも、だとしても首は縦に振れない」この1行に全てが詰まってると言っても過言ではないだろう。
また作詞には友人のBadtripsageの名前がクレジットされており
「BENDX - NO OG ZONE feat.Badtripsage」から一節を引用したとされる。
これについては、昨今議題になりつつある
”コライトを明記せずにラッパーが自身で作詞をしたと偽る行為”「ゴーストライター」に対してのアンサーとも取れる。
本作品は普段の楽曲と変わらない聴き心地を併せ持ちながらも、プロジェクト全てを通して本人なりの音楽に対する姿勢や思考、それに対する結論を交えて聴き手に疑問を投げかけるような作りになっている。