LIFE Front Cover

Track List

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ニューアルバム「LIFE」(ライフ)のアルバムタイトルには、生命・命・一生・生活・人生・活気・生きがいといった「LIFE」が持つ意味が込められている。明るい未来へ向かう元気の源のような側面から、全てのものが運命づけられたはかなくも愛おしい寿命のような側面まで、「LIFE」を幅広い視野から捉え、明暗・表裏・好悪・喜怒哀楽など、多面的で深淵な題材にさりげなく取り組んだアルバムとなった。全12曲は、それぞれがカレンダーのように1年のうちの1つの月をテーマに、春夏秋冬が移ろい、繰り返しながら、さまざまに変わっていくさまを捉えながら、歌い綴っていく。全曲、作詞・作曲は「鈴木友里絵」。
季節の変わり目は、古い自分を卒業して終わらせて、殻を破って生まれ変わった新しい自分と新しい生活を始めるとき。新しい恋も新しいオシャレもそんな季節にピッタリ。環境を変えようが変えまいが、一歩踏み出せば、まったく違った風景が見えるはず。変わっていく自信があってもなくても、聴けば、背中をそっと押されて、元気と勇気をもらえるポップ、M-1でリード曲の「新しい恋をして」。取るに足らないありふれた日常の一瞬一瞬でさえ、スペシャルなときにいだく幸福の瞬間であればなおさら、その一つ一つが心に焼き付けるべき貴重なひとコマ。桜の季節に交わされる、たわいのない会話も、過ぎていく季節の中で、麗しく大切なものに感じられる。恋人たちのそんな何気ないやり取りが心をくすぐるソフィスティ・ポップ、M-2「桜のシャッター」。
遠く離れて心を結び合う2人の気持ちも、夜行バスに乗ればその距離が縮まって、直接通い合わせることができるけれども、帰りの夜行バスは、また2人を離れ離れにしてしまう。アコースティック・ギターがそんな切ない心の綾を刻むM-3「夜行バス」。幸せの門出のときに、大切な人に誠実に感謝の思いをあらわし、厳かに永遠の決意を誓い合うジューンブライドの2人の気持ちを、優しいピアノの音色と心のひだに触れてくる「鈴木友里絵」のボーカルが穏やかに切々と伝え切るウェディングソングM-4「カンパニュラ」。
「GOOD BYE APRIL」(グッバイエイプリル)の「倉品翔」(クラシナショウ)もアレンジとギターなどで参加する、ミニマルでチャーミングなミディアム・ポップM-5「ブラックコーヒーと砂糖」。しっかりとして容易には壊れそうにない形あるものも、時の移ろいなどによって、はかなくもろく、溶けてしまうことさえある。鮮烈な想い出になると思っていた盛夏の記憶も、虚しくかなたへ消え入ってしまう。そんな淡い恋心のほろ甘く切ないラブストーリーを、「鈴木友里絵」がその優しく耳に響くボーカルで、ちょっとセンチメンタルに歌い綴るミディアム・ポップ、先行シングルのM-6「アイスクリーム」。過ぎ去っていった夏の思い出と入れ替わりで巡ってくる秋の孤独とが、重なり合ってもたらされる愛惜と寂寥を、季節の香りにゆだねて芳しく表現するM-7「キンモクセイ」。
辛く悲しいときに支えとして、保護や緊急避難が必要な不安な心に安心を与える存在として、気持ちを読み取り、安らぎと希望を一緒に追い求める思いを、哀感を帯び、真に迫るボーカルが心を震わせるM-9「シェルター」。闇のうちに生きる哀しい存在を、映し鏡のような、心の中のネガティブなものを浄化してくれるような存在としてアコースティックに描き上げるM-10「Vampire」。生命の誕生の奇跡を静謐に祝福するアルバムラストのM-12「うぶごえ」など全12曲。
12ヶ月をテーマにしたこのニューアルバム「LIFE」を、ぜひ新しい生活のサウンドトラックに!

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Artist Profile

  • Yurie Suzuki

    Yurie Suzuki (Vo. & Gt.) is a female singer-songwriter based in Tokyo, Japan. Yurie has her fans throughout the country, and actively and constantly performs live in Tokyo, Nagoya and Kansai areas in Japan. Yurie sings the moment in her relaxing and easy middle singing voice. Lively like fresh young green leaves coming out in the city, and tenderly like a gentle breeze fanning your hair, her soft, clear and comfortable singing voice provides listeners with a pop feeling and makes them smiling, and soothes their souls in the deep bottom of the heart with her distinctive emotional tone. Yurie plentifully produces her own songs, from up-tempo exciting melodies to slow- and medium-tempo tunes with a touch of pathos, both best matching her characteristic vocal style. As one of women in their twenties, Yurie portrays and describes one's life and emotion into lyrics, and is sympathized with by such listeners of the same generation.

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MANPUKU Records / Music Asset Directors Inc.