病愛ジャンクションのジャケット写真

歌詞

可愛いって言ってよ。

SHIGURE

きょうのわたし、どうかな?

鏡に聞いたら「まぁまぁ」って

じゃ意味ないのよ、わかるでしょ?

「一番」って、言われたいの

盛れた写真 hundred posts

通知はゼロ、未読のまま

既読つけて消えてくのは

慣れてるけど やっぱり、嫌い

可愛いって言ってよ もっと!

誰よりもちゃんと見てて

メイクも服も ぜんぶ君に向けた呪いよ

お願いってば ちょうだい、称賛!

傷つくくらいじゃ足りない

“世界一不幸なプリンセス”になれたら

それでいいのに

制服の頃みたいに

「かわいい」って言われていたら

ちょっとくらい壊れずに

すんでたのかな、なんてさ

推しに重ねた love & lie

現実(リアル)はノイズまみれ

「すき」って文字が届かない

もうバグらせてよ、わたしを

可愛いって言ってよ、いま!

沈黙じゃもう耐えられない

返信がない24時間って戦争よ

ねぇ、君の中でいちばん!

わたしを選んでくれなきゃ

このハート 鈍器にしてぶん殴っちゃうぞ♡

「わたしでよかった?」

誰にも聞けなかったのは

“かわいい”の仮面で

ほんとは泣いてたから

可愛いって言ってよ 最後!

ほんとはブスって知ってる

でも嘘でもいい 言葉だけでいい

お願い、お願い 可愛いって

それがすべてなの

そうでも言ってくれなきゃ

わたし、消えちゃうんだよ

……ねぇ、もっと可愛いって言ってよ

  • 作詞者

    T-yuk!

  • 作曲者

    T-yuk!

  • プロデューサー

    T-yuk!

  • ボーカル

    SHIGURE

病愛ジャンクションのジャケット写真

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SHIGUREが、次にたどり着いたのは「歪んだ愛」の交差点。
4枚目のEP『病愛ジャンクション』は、地雷系・量産型・推し活・SNS依存など、現代的な「病んだ愛」の姿をアイドルポップやエモロックの断片で描き出す作品です。

アルバムタイトルのとおり、行き場を失った承認欲求や虚しい信仰、嫉妬と開き直り――様々な感情が交差する“ジャンクション”に立つ少女像を、メタ的かつドラマティックに表現。
甘いフリルに潜むナイフのように、かわいさと痛みが同居する5曲を収録しています。

アーティスト情報

  • SHIGURE

    静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。

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Caleido Records

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