最低なあなたのことちょっと羨ましいの
私のナイフは果物ナイフ
青春の本当の意味を、先生は黙っていたね
うさぎのりんごが海に沈んでいく
深海みたいになったワンルーム思い出ばっか
読めない文字が揺蕩う
少女を辞めてしまって全部分かってしまった
煙草はもう答えになれない
コップに毒を吐き出して
飲み干してまた胸にしまった
ハイウェイ飛ばしていった残像が追い抜いていく
私のナイフは果物ナイフ
人生どうでもよくても化粧落とさずには寝られない
今日と明日を断つ夜を探している
最終電車が疲れた身体ひとつ運んでいった
休むには短い生命よ
水平リーベの船じゃ富士山には登れないし
愛想笑いの足しにもならない
肌色透かしたレースが
バカらしくなってさ、泣けるね
全然割り切れなくて当然切り捨てられない
私のナイフは果物ナイフ
ずっと大事にしていたらついに腐らせちゃったの
静寂に身ひとつ、波に揺られている
- Lyricist
Miri Mizushina
- Composer
Miri Mizushina
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Fruit Knife
Miri Mizushina
Artist Profile
Miri Mizushina
Japanese Singer-Songwriter
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