Lyric

紅紫く染まった時の狭間で 震える声が私を呼んだ

あなたと同じ罪を背負い 笑みを浮かべて炎を放つ

抱き寄せた手は大きく強く 彼は荒らげた声で叫ぶ

私に募る罪の意識が 抗うことを躊躇わせてた

逃げることは出来ないから 蜘蛛の糸で搦めとる

ごめんね スペランツァ

あの日の私の罪 許されぬ罪も私を殺めれば

彼女の想いを 望みを叶えてあげたい

だから来ちゃだめ さようなら

動けぬ彼を横目に見て サフィラは彼女のもとへ駆ける

涙を堪え振り絞る声 懺悔の言葉を繰り返して

あなたの望み叶えれるなら この身さえ捧げるから

呆れた顔をして 堪えきれず笑った

その為に魔女に なったわけじゃないわ

燃え上がった 炎に包まれながら

力強く 抱き締めた

私はずっとあなたになりたかった

あなたが愛しくて 妬ましいほどに

でも真実を知り 隠されてたという事実に

私だけかと悲しくて

違うわ 私だってあなたを想ってるわ

でも力は時には 裏切るから

だからあなたにも 言えずに隠し通してた

はずなのに

取り巻く炎は 次第に広がって

彼の叫び声は もう聞こえずに

これからは二人で 永遠の刻を過ごしましょう

最期の顔は穏やかで