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アース・ウィンド&ファイアが1978年にリリースしたベスト盤『THE BEST OF EARTH WIND & FIRE, VOL.1』に収録された未発表3曲の1つとして発表。シングル・カットされ、全米シングル・チャートで8位、ソウル・チャートでナンバー・ワンを獲得した。EW&Fのギタリスト、アル・マッケイとモーリス・ホワイト、アリー・ウィリスの3人による共作である。
ケントのプロフィールの中でも少し触れた通り、そのマッケイ氏はキャリア50年のベテラン・ミュージシャンであるが、かなり気さくな人物で、2016年夏にケントがFacebookでアップした幾つかの演奏動画を見つけるや自らFacebookフレンドに申請してきた。それが本物のアル・マッケイ氏である事が判ると、ケントはお礼の意味も兼ねて「September」をオリジナル・アレンジし、1分余りのショート・ヴァージョンをFacebookページにアップ。その数週間後の9月初めに来日ツアーを行ったマッケイ氏率いる13人編成のバンド、AL McKAY ALLSTARSの大阪公演がある事を知ったケントは、マッケイ氏に招待された同公演の1部と2部の間に楽屋でフル・ヴァージョンを披露すべく愛用のギター持参で楽屋を訪れた。マッケイ氏は満面に笑顔でケントを歓待したが、大勢のメンバーがごった返すその場では2部の準備もあり、ケントの演奏を聴く時間は残されていない事を知らされた。しかし、同時にマッケイ氏から「その曲を我々のアンコールの時に演奏しなさい」と予想だにせぬ驚愕のリクエストが告げられたのだ。その結果、全くリハーサル無しでケントのソロ・ギターによる「September」は満場の観客の前で初披露され、喝采を浴びた。その時のケントの「September」演奏動画は、マッケイ氏のオフィシャル・ウェブサイトのトップページに今もアップされている。
それほど派手さは感じられないアレンジだが、ケント曰く「弾くのはめちゃくちゃ難しいです」とのこと。それを軽快に演奏してみせるケントのクールさがカッコ良い。
Tuning: DGDGBE (2 capo)
2003年、大阪生まれ。 2015年10月、12歳の時にデビュー・アルバム『ファースト・ステップ』を京都のインディーズ・レーベル、Slice of Life Recordsから発表する。 同アルバムを耳にして「ケントはここ何年間に聴いたミュージシャンの中でも最高だ」と絶賛した世界的ソロ・ギタリスト、トミー・エマニュエルをはじめ、ジャスティン・キングやマイケル・マンリングなど、多くの海外プロ・ミュージシャンからも絶賛されている。 小学生の頃から関西の主なテレビ局やラジオ局の番組に出演し、関西の音楽イベントや楽器店のインストア・ライブにも多数出演していたが、デビュー・アルバム発表後はソロ・コンサートのオファーも多く、学業と音楽活動を両立させている。 休憩を含んで約2時間のソロ演奏を披露できるしパートリーの豊富さもケントの魅了である。 2017年4月に行われた第17回『Fingerpicking Day 2017全国大会』において最優秀賞(グランド・チャンピオン)および最も優れたアレンジ作品に贈られるオリジナル・アレンジ賞、コンテスト当日の観客全員へのアンケートによって選ばれるオーディエンス賞の3部門獲得。同時に同コンテストの最年少記録も更新する。 ケントの演奏に感動したアイルランドの高名なギター製作家ジョージ・ローデン氏からの「ケント・ニシムラをサポートしたい」という申し出により、12フレットに「Kent」の文字がインレイされたLowden Guitarsの最高級モデルF-35を無償で提供される。 2017年5月セカンド・アルバム『2』をリリース。このアルバムへの長文コメントを書き下ろした押尾コータローや、『2』にいち早く注目してアルバム全曲をオンエアしたFM COCOLOの人気DJカマサミ・コングやヒロTことヒロ寺平をはじめ、国内の音楽関係者やメディアに絶賛された。リットー・ミュージック刊のアコースティック・ギター専門誌「Acosutic Guitar Magazine」の2017年秋号にインタビュー記事とケントがアレンジしたポリスのカヴァー曲「Message In A Bottle」の楽譜&タブ譜も掲載。シンコー・ミュージック刊のアコースティック・ギター専門誌「Acoustic Guitar Book」48号(2019年2月発行)にはインタビュー記事が掲載された。 また、ドイツの歴史あるアコースティック・ギター専門誌『AKUSTIK GITARRE』(2018年1月発行)にカラーで紹介記事が掲載されるなど、海外メディアからも取材オファーが届いている。 2017年6月、発売レーベルSlice of Life Recordsの販売元で京都のCDショップ「プー横丁」の「45周年記念スペシャル・ライブ」でO.A.を務めた際に、出演したアーティストの1人である押尾コータローから請われてステージでデュエット演奏する。 2017年8月、トミー・エマニュエル来日ツアーの東京公演でケントはゲスト出演した。 同年9月、元EW&F (アース・ウィンド&ファイア) の名ギタリストで大ヒット曲『September』の作者でもあるアル・マッケイ率いる人気バンド、アル・マッケイ・オール・スターズの大阪公演でマッケイ氏本人より本番前にオファーを受け、アンコールで飛び入り出演し、ケントのオリジナル・アレンジによるEW&Fの「September」をソロ・ギターで披露し、満員の観客から喝采を浴びる。 同年9月、西村ケントの大ファンを公言するスターダスト☆レビューの根本要氏の推挙によりスタレビの大阪公演(堺市大仙公園)の野外ステージで2,600人の観客の前でO.A.としてソロ・ライブを披露、喝采を浴びた。 2018年10月、3rdソロ・アルバム『My Favorite Songs』発表。収録曲中、特にマイケル・ジャクスンの「スリラー」とイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のケント自身によるオリジナル・アレンジによる演奏が「ソロ・ギター1本による(ダビングなしの)一発録音であることが信じ難い」と話題になる。 2019年2月2年前に飛び入りで演奏したアル・マッケイ・オール・スターズの大阪公演が決定。今回は前もって大阪公演への出演依頼が前もってオファーされ、4回のショーに参加。彼等のアンコールで「September」と「Just Once」の2曲を披露する。 2019年3月に初の「バースデイ・ライブ」を開催し、会場キャパを越える観客を集めた。 2019年4月に「ロハス・フェスタ万博記念公園 Spring」、5月に「サウンド・メッセ大阪」、「Rocks ForChile」、「帝塚山音楽祭」など、野外フェスや音楽イベントへの出演が相次いでいる。 2019年4月〜5月『ロハスフェスタ万博 spring』特設ステージ、『サウンドメッセ in 大阪 2019』ホワイエ・ステージ、『Rocks ForChile』メイン・ステージ、『帝塚山音楽祭』メイン・ステージなど、関西での野外フェスや音楽イベントにひっぱりだことなる。 2019年5月22日トミー・エマニュエルの大阪公演にてトミー自身に要請され、飛び入り出演する。 2019年8月にはハービー・ハンコックやチック・コリアのコンサートを企画・制作した香港のプロモーターよりソロ・ライブのオファーを受け、香港の芸術センターのコンサート・ホール(キャパ440席)での単独ライブが決定(同年夏の台湾情勢を鑑みて延期となる)。 2019年10月中旬にはピーター・バラカン氏が監修し、恵比寿ガーデンプレイスで開催される音楽フェスティヴァル「LIVE MAGIC」に出演。他の出演者は、シーナ & ロケッツ、小坂忠 Magic Band 2019、3MA、Amamiaynu(朝崎郁恵 + OKI + KAPIW & APAPPO + Rekpo)、Tamikrest、Steinar Raknes、Dos Orientales 、Myahk Song Book ~Tinbow Ensemble~、濱口祐自、東京中低域、Afropolitan the band、The Kota Oe Band。 2020年8月には中国のプロモーターによる中国8都市(上海と北京を含む)でのコンサートも決定。同年秋には初のカナダ・ツアーも計画中である。 約2時間のソロ・ライブを行い、多くの音楽ファンを感動させ続けている西村ケントは、間違いなく未来のフィンガースタイル・ソロ・ギター音楽シーンを担うに違いない、若手ソロ・ギタリストの超『逸材』である。 ★海外の有名ミュージシャンも西村ケントを絶賛!! Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)世界的ベテラン・ソロ・ギタリスト ケントはここ何年間に聴いたミュージシャンの中でも最高だ。音楽のセンスや技術も素晴らしいし。もう私はケントのファンだ!! Al McKay(アル・マッケイ)元EW&F[アース・ウィンド&ファイア]のベテラン・ギタリスト ケント、キミのギター・プレイにインスピレーションを受けたよ。キミは素晴らしいギタリストだ!! Andy McKee (アンディ・マッキー) 米国で人気実力ともナンバー・ワンのソロ・ギタリスト ケントは 最高のミュージシャンになるだろうし、フィンガースタイル・ギター音楽のトーチ(ともし火・光)を未来へと運んでくれると僕は思うよ! Alex de Grassi(アレックス・デ・グラッシ)グラミー賞受賞アーティスト ケントはテクニック的に非凡な才能を持っているというだけでなく、彼の年齢では考えられないほどの成熟した表現力を持った生まれながらのミュージシャンである。とても素晴しい! Peter Finger(ピーター・フィンガー)ヨーロッパ・アコースティック・ギター界の重鎮 ケント・ニシムラのアルバムを聴いてとても感動した。なんてすばらしいギター・プレイヤーだろう! もっと彼の演奏を聴きたくてたまらない。ケントのこれからの成長を凄く楽しみにしている。 Michael Manring(マイケル・マンリング)日本でも大人気の天才ベース奏者 ケントは本当に驚くべき才能を持っている。彼には輝かしい未来が約束されていると思う。
Slice of Life Records