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キャラメルパンチ サブYouTubeチャンネル「塩で焼いて唄う」にて牛肉のリブを骨付きで豪快にカットした肉塊「トマホーク」を食した感想がこの曲である。
調理法に確かな繊細さはあるのだが食材の存在感や力強さは過去肉史上最高。その重量感をドロップDチューニングで表現。普段のキャラメルパンチには無いラウドなリフが印象的だ。
歌い出しの楽器隊の白玉は最低音階のDを使うことで、ここにもトマホークの重さを感じることができる。Bメロのシンガロングは作曲時、歌詞に悩んだ末に石井が「細かいことは気にせず漢気一発のwow wowだけで行ってしまえ!」と、ここにもトマホークの力強さがインスパイアされている。
サウンド面ではタイトルの塊魂になぞらえ左右に振られたギターは一曲を通してほぼ同じフレーズで押し通されている。正に塊なのだ。
タンクボールのベースの緩急は単調なギターと泣きのメロディーの隙間を絶妙に埋めることで楽曲の発色を陰で支えている。
そして石井はこの楽曲の歌唱を非常に楽しんだという。最後の「キャッキャ」にその全てが詰まっているように思える。
塊肉の歌は最終的に力強い泣きの曲に仕上がった。
世紀末救世主伝説「トマホーク」というアニメの主題歌であってもおかしくない仕上がりだ。
2007年、石井ユウジ(Vo.Gt)が日本一周ストリートライブを敢行中、松本駅前で日本全国放浪の旅中のタンクボール(Ba)と出逢い、2年後の2009年キャラメルパンチを結成。サポートドラマーとしてシュウゴ(YKJ)を迎える。 ズバ抜けた熱量のライブと熱くストレートなメッセージソングや熱くコミカルな楽曲の数々は、観るもの聴くもののハートを掴んで止まない。 現在に至るまで、井上良輔、堀内翔平と2回のドラムメンバーチェンジを行うが現在は初期のメンバーに戻り、唯一無二のキャラパンスタイルの追求に猪突猛進中。 一言で言うならば、体育会系正統派スリーピースロックバンド。 情熱の先へ、突き抜ける蒼を見に行こう!!
Hooky Records