Lyric

ゆれるかみ　あせをまとったごご

ゆうぐれまだ　いそがないで

まばたきごとに　むすんでく

きづいたのは　あわくそまるこえ

すこしだけ　おしむなつも

あかねそめのはに　さらわれる

ありふれた　けしきさえ

きみのてのひらで　ゆたかにみえた

そう　あのこえが　このなまえを

てばなしたはずなのに　いまでも

おわらないまま　ゆめのあと

あおいそくどで　すすんでいく

『ねぇ　もしもまたあえたなら

つかいふるしたことばでも

うまくいえない　わたしを

めじりをさげて　わらってくれる？』

ふれたゆびと　みちるねつに

にじむけしき　つなぎとめた

そう　あのこえが　このなまえを

のせたとき　はじめてうまれたもの

そらになげて　ゆうだちあおぎ

さよならを　くりかえした

すぎるなつは　とおざけてく

むじゃきなきみの　まなざしさえ

こたえるえがおの　むこうがわ

ゆれるわたしは　つよがりで

いまは『じゃあ　またね』と…