Lyric

ここは誰も居ない熱帯域

片道はずっと続くの

立ち止まる人は見えなくなる

遠い未来まで ねえ

ひかりを見下ろして 太陽忘れさせて

割り切れる数字だけ手放したら

迎えなさい

祈りの果て 今日を超えて

まわるまわる 佈気楼

姿変えて 浮かぶ声の

呼び声を聞けばいい

ここは君の居ない熱帯域

誰もが憂う雨模様

幻はきっと花を咲かす

鮮やかだね

羽ばたく鳥は妙なふらつき

誰もが躍る満月も

離れていくほど冷たくなる

苦い未来でもいい

兎の目で 熱帯域 熱帯域

馬の骨で 熱帯域 熱帯域

花実咲かず 熱帯域 熱帯域

年を数えて 熱帯域 熱帯域

応えて ほら 壊して

たった今まで

ここは僕の居ない熱帯域

いのちが宿る風の音

ひらめいてきっと木々を照らす

熱を捨てて

瞬く間に消える痛み

近道をなくさないで

おいでこの先は そらへ続く

遠い未来まで

心を溶かすほど熱帯域

想い出は消えていくの

焼き付けてそっと 生まれ変わる

苦い未来でもいい