PB2のジャケット写真

歌詞

C min Dream

microM

映画の見過ぎ

平日から

ショッピングモール

最上階にいる敵を倒し

壊れそうなビルから

みんな連れて即脱出

エレベーター乗る

それがなぜか今

ロープウェイ

斜めに下り地上

ギュギュずめ満員の

路面電車乗り込む

何気なく見た

左隣座ってる子

スマホの画面に

映ってる動画

俺も知ってるバンド

売れなさそうな

パッとしない楽曲の

ミュージックビデオ

多分会話合わせたら

仲良くなるけど

一緒にいたらストレス

一回抱いたら

興味無くなる

帰る場所がある

早く目覚めたい

C min Dream

映画の続き

列車は未だ走る

郊外に近づき

だんだん降りる人々

終点の駅

過ぎても降りない人

俺もその1人に

なってるのはなぜだろう?

目的のない

車庫までの騙し合い

鉱山トンネルを

抜けた先に碓氷峠

みたいな場所

でもここで行き止まり

白い丘に囲まれた

そこで下車

これが最後かもな

って言うくらい

明るい光がさす

ダメだイカれた

サイコパスに殺されそう

さっきまで大人しかった

あの人が壊れるなんてさ

帰る場所がある

あ、今目覚めた

C min Dream

  • 作詞者

    microM

  • 作曲者

    microM

  • プロデューサー

    Taiki Kusunoki

  • レコーディングエンジニア

    Taiki Kusunoki

  • ミキシングエンジニア

    Taiki Kusunoki

  • マスタリングエンジニア

    Taiki Kusunoki

  • グラフィックデザイン

    Taiki Kusunoki

  • ボーカル

    microM

PB2のジャケット写真

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DIY精神と鋭いリリック、そして地に足のついたリアルを武器に、ラップと人生を走り続けるmicroMの最新作『PB2』が完成。
イントロ「PB2 Freestyle」で高らかに宣言される“主流から外れても、俺の音楽は止まらない”という覚悟。その言葉を体現するように、本作は全11曲を通して、現代の歪みや個人の葛藤、そして夢と現実の狭間を描き出すコンセプチュアルな作品に仕上がっている。
社会の矛盾と向き合いながらも、決して説教臭くならないのは、彼の視点があくまで“生活者”のものであるから。レゲトン・ビートで苛立ちと希望を疾走させるリードトラック「まぁまぁまぁ… Ft. NASUKA」、ミームのように広がる表層的な承認欲求を痛烈に風刺した「勘違いガール」、そして耳鳴りの夜を優しく綴るラブソング「Meniere」など、多彩な楽曲の中には、どれも一貫した「自分の場所で、自分の声で」というメッセージが息づいている。
CHAMi、NASUKA、KOTA、RENZANといった盟友たちとの共演も見逃せない。特に既発曲「Flashback」「Last Run」「XX楽器にCDはもうない」は、それぞれ記憶、別れ、時代性をテーマにしながら、microMのストーリーテリングと共鳴し、アルバムの物語に深みを加える。
クライマックスは、電源の入ったPCの前で音楽と向き合う姿を描いた「Desktop」。それはきっと、どこかで今日も何かを始めようとしている誰かへのエール。
『PB2』──これは、すべての“workingする everyday”に捧ぐ、音楽という生活の記録。

アーティスト情報

Studio Nagomi

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