RESPECT HUMANS Front Cover

Lyric

FURRY

padge

思い切って放った槍が

君に刺さる夢を見たのさ

脳天から爪先まで

痺れたとこで目が覚めたんだ

君は今どこにいるの

どこで僕を感じてるの

できれば今日は会いたくないや

ヒヨったとこで目が合ったのさ

熱い視線向けられて

もはや腹を決めるしかないね

手を伸ばしたらそこにいるんだもん

毛むくじゃらの女の子

あいつとは長い付き合いだわ

切っても切れぬ間柄

相思相愛とは言わないが

それ以上に求め合っちゃって

今こそ手を取り合って

思いこそ一つにして

夢みたい いつ以来?

火蓋落ちたら記憶がないの

限られた時間の中で

そんなに見つめてこないで

君に情はかけたくないのよ

美味しそうな男の子

幾千万年という時間の流れに逆らって

”今”という光の粒が

指先に触れた地面の裂け目から

猛然と躍り出て闇を切り開く

そこに映り込む景色に

臆面もなく自我を振り捨てて

触れればズキズキと響き

頭髪がザワザワと逆立ち

掻き捨られた誘惑に恥が散らばってそのまんま

風と光はご満悦

ニンマリと笑って翻って去る

残響

発光

高まる動悸と

山の頂を飛び立つ雲の誕生に酔いしれて

いつしか身体中で

同じ色の炎が伝播していることに気が付く

マントルのその奥で

ずっと固まって待っていたひとかけらの石が

自分の中にあるものと

そっくりだということをその時初めて知る

幾千万年ぶりに手のひらの上に掬い上げられた

愛の化石

どうやらこれは

ひとりだけの発見じゃあないみたいだ

その事を知った探検家は

星と大地に答え合わせをして

このまま家に帰ろうか

それとも空の下で眠ってしまおうか

いかがわしい脈拍に踊らされ

虚な足取りで

知らない国の踊りを踊り続けていた

  • Lyricist

    Masafumi Seki

  • Composer

    padge

RESPECT HUMANS Front Cover

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Artist Profile

  • padge

    In 2020, the current members started their activities. Based in Matsumoto City, Nagano Prefecture, they have been performing in Nagoya, Osaka, Hamamatsu, Kyoto, and other cities. At the beginning of 2024, they released their first EP, "Ningen to Iwanai" (It's nice to be human). They have performed four times at the Ringo Music Festival in Matsumoto City, and the year before last and last year they performed as a big part of the Wasabi Stage.

    Artist page

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