※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
本作は、ホーントロジー・ソウルとインダストリアル・ボサノヴァが邂逅した、解体されたラウンジ・ミュージックです。60 BPM前後で不安定に揺らぐテンポと、ワウ・フラッターを伴うテープループが、まるで古いフィルムの中に閉じ込められたような時間感覚を生み出します。
廃墟となった遊園地のフィールドレコーディングを背景に、スモーキーなメゾソプラノが、かつての賑わいの残骸を慈しむように歌い上げます。錆びついたギターの弦のノイズや、歪んだメロトロンのストリングスが織りなす「温かな崩壊」のテクスチャは、単なる悲しみではなく、朽ちていくことの気高さを肯定します。ドライなヴォーカルとウェットな残響のコントラストが、空間の中に漂う「不在の気配」を際立たせる、至高のスペクトラルR&Bです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。