

もう 振りかえらない
過去とは ここでさよならして
あの時のわたしも あの日のわたしも
置き去りのままじゃない
夕暮れに染まる記憶
見ないふりしてきたけれど
左肩を照らす太陽
右肩に落ちる月灯り
ふたつの光の真ん中で
やっと自分になれそうで
朱色が 少しずつ
あたたかさを帯びて ほどけていく
燃える痛みじゃなくて
胸の奥で灯るような
静かなヒカリ
赦すってことは
叫ぶことじゃなく
わたしを受け入れてくこと
あの声も あの涙も
今だって わたしの中にいて
忘れたかった過去は
今のかたちをつくっていた
夜になるとときどき
呼吸の隙間で戻ってくる
赦すって 忘れないことなんだね
指先で結び目ほどくように
少しずつ 重さが消えていく
前に進むために
必要な日が確かにあった
朱色が やさしさへ
滲むように変わっていく
はじめて見るこの色は
わたしだけの色
もう苦しみじゃない
ずっと一緒に居てくれた
ありがとう
忘れない
今があるのは
あの痛みのおかげだから
朱色を 胸に抱いて
もう一度 歩き出す
振りかえらず でも忘れず
過去も 今も
これからも
朱色はもう痛みじゃない
わたしの証
ほどいて
愛して
赦して
生きていく
いまを
- 作詞者
しゅか / Room no.38
- 作曲者
しゅか / Room no.38
- プロデューサー
しゅか / Room no.38
- ギター
しゅか / Room no.38
- ベースギター
しゅか / Room no.38
- ドラム
しゅか / Room no.38
- キーボード
しゅか / Room no.38
- シンセサイザー
しゅか / Room no.38
- ボーカル
しゅか / Room no.38

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朱色をほどく
しゅか / Room no.38
痛みは、消えるものだと思っていました。
けれど本当は、抱えたまま少しずつ形を変えていくものだったのかもしれません。
『朱色をほどく』は、過去を否定するのではなく、傷も記憶も含めて「今の自分」を受け入れていくバラードです。
“赦す”とは何かを、静かな光のように描きました。
アーティスト情報
しゅか / Room no.38
しゅか / Room no.38です。 J-POPやHIPHOPを軸にしながら、 感情をそのまま吐き出すのではなく、 感情が揺れ、壊れ、歪んでいく「過程」を言葉にしています。 癒しや答えを用意することよりも、 触れられなかった部分や曖昧な途中経過を、 そのまま残す表現を大切にしています。 音楽は、感情を盛り上げるためのものではなく、 思考が進んでいくためのリズムだと考えています。 バラード、rock、EDM、K-POPなど、 表現に合う形を選びながらジャンルを横断しています。 わかりやすさより誠実さを。 完成より現在地を。 この音と言葉は、 自分探しの物語ではなく、 「いま、ここで生きている」ことの記録です。 楽曲の形はバラード、EDM、HIPHOPなどに限定せず、 詩を起点に、必要な音を選んでいます。 わたしにしか書けない唯一無二を大切にしています。
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