

「行きたい」言葉が
宙で止まった
ほんの少しだけ
目元が動く
言いかけて
飲み込むまでの
その時間が
長く残った
泣かない選択を
選んだ顔は
ぼくより
ずっと小さくて
言葉の前に
顔が動いた
その一瞬を
ぼくは見ていた
強がりでも
優しさでもない
ただ耐えた
それだけの時間
高い階段
空の近さ
怖さを
数えない足
イスの上の
ちいさな影
触れずに
見つめる距離
近づかず
逃げもしない
その選び方を
きみは
もう知っていた
言葉はまだ
出てこなくて
沈黙だけが
先に立っていた
ぼくはただ
何も言わず
その横に
いただけの距離
走る音
跳ねる体
借りたものを
返す手
ためらいのあとに
出てきた
小さな声が
今日を閉じた
言葉はまだ
出てこなくて
沈黙だけが
先に立っていた
ぼくはただ
何も言わず
その横に
いただけの距離
言葉より先に
決めた心
それを見ていた
ぼくは忘れない
言えたことより
言うまでの
あの間を
抱えて帰る
言葉より先に
顔が動いた
その一瞬が
今日だった
- 作詞者
静描詩家 信和
- 作曲者
静描詩家 信和
- プロデューサー
静描詩家 信和
- ボーカル
静描詩家 信和
- その他の楽器
静描詩家 信和

静描詩家 信和 の“ことばの前”を
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- ⚫︎
ことばの前
静描詩家 信和
言葉になる前に、心が先に決まる瞬間があります。
「いいよ」と言ったその一瞬の表情。
飲み込まれた思いと、静かに選ばれた沈黙。
この曲は、
“言えたこと”ではなく
“言うまでの時間”を描いた作品です。
横にいるだけの距離の中で生まれた
小さな葛藤とやさしい選択を
そっと記録しました。
※本作品は SUNO AI を使用し、AI が作曲・編曲・歌唱を担当しています。
アーティスト情報
静描詩家 信和
日常の小さな一瞬を、絵と詩と音楽で残す静描詩家。 父親のまなざしから生まれた言葉に、AIによる作曲と歌唱を重ね、見えない気持ちを静かに記録している。 ジャンルや歌声に縛られず、楽曲の感情にもっともふさわしい音や声で表現し、一回きりの瞬間に宿る本当をすくい取る。 楽曲ジャケットや関連するイラストもすべて自身で制作。 詩画集やイラスト作品と並行し、オリジナル曲を継続的に発表しながら、未来へ手渡すことを願いに創作を続けている。
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