ビナーの秒針のジャケット写真

歌詞

水平線にて。

アルク・ケット・シー

あの水平線に浮かぶキラキラをかつて、

手に入れたいと思ったことがあった。

誰も辿り着いたことはないらしい。

だからこそ、それは本当にあるかもしれないし、

そんなものはどこにもないのかもしれない。

あのときの戯言を君は本気にして

遠くへと遠くへと旅に出て

もう帰ってくることはなかった。

いつかはやがて

泡のように消えていく影のかたちをしていても

本当は君と一緒に探しに行きたかった。

どんなに泳いでも、どんなに手を伸ばしても

君に追いつくことはできなくて。

消失点が遠のく日々に、呼吸ですら忘れる

あの光を手に入れたって意味がないんだ。

忘れもしないあの幻が

静かに佇む海も、遠くで手を振る光も

みんなみんな連れ去っていってしまうというのに。

  • 作詞

    わったく

  • 作曲

    わったく

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アルク・ケット・シー の“水平線にて。”を

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