あの水平線に浮かぶキラキラをかつて、
手に入れたいと思ったことがあった。
誰も辿り着いたことはないらしい。
だからこそ、それは本当にあるかもしれないし、
そんなものはどこにもないのかもしれない。
あのときの戯言を君は本気にして
遠くへと遠くへと旅に出て
もう帰ってくることはなかった。
いつかはやがて
泡のように消えていく影のかたちをしていても
本当は君と一緒に探しに行きたかった。
どんなに泳いでも、どんなに手を伸ばしても
君に追いつくことはできなくて。
消失点が遠のく日々に、呼吸ですら忘れる
あの光を手に入れたって意味がないんだ。
忘れもしないあの幻が
静かに佇む海も、遠くで手を振る光も
みんなみんな連れ去っていってしまうというのに。
- 作詞
わったく
- 作曲
わったく
アルク・ケット・シー の“水平線にて。”を
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アルク・ケット・シー
アーティスト情報
アルク・ケット・シー
2014年の夏。都内で結成された3ピースバンド。「滲み出る、味独特なる世界観」をコンセプトとし、キャッチーなメロディーとちょっと意味深長な言い回しの歌詞で不思議な空気感を作り出す。
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