

お腹が空いていました。
無性にマルガリータが食べたくなり、近所のピザ屋を調べていました。
でも途中で、なぜかピザ窯を作ることにしました。
ホームセンターへ行き、耐火レンガとコンクリートブロック、モルタルと煙突部材を買いました。
それを車に積み込み、庭へ運びました。
地面を整地して、ブロックを並べ、モルタルを練り、耐火レンガを積みました。
煙突を取り付けて、薪を入れ、火を付けました。
煙が出ました。
温度計を見ましたが、温度はなかなか上がりませんでした。
うちわで風を送り、薪を追加しました。
しばらくすると温度が上がりました。
強力粉と塩、イースト、水、オリーブオイルをボウルへ入れました。
混ぜて、こねて、生地を丸めました。
発酵させている間に、トマトソースを作り、モッツァレラを切り、バジルを洗いました。
生地を伸ばして、トマトソースを塗り、モッツァレラを乗せ、バジルを置きました。
それをピザピールへ乗せ、窯の前へ行きました。
窯へ入れようとしましたが、生地が張り付きました。
半分に折れて、チーズとトマトソースが炭の上へ落ちました。
焦げました。
煙が出ました。
気付くと、ピザピールには何も残っていませんでした。
スマホを取り出して、Uber Eatsを開きました。
「マルゲリータ」で検索して、注文しました。
配達予定時間が表示されました。
しばらくしてピザが届きました。
箱を開けて、食べました。
庭にはピザ窯が残っていました。
- 作詞者
MASAQUI
- 作曲者
MASAQUI
- プロデューサー
MASAQUI
- プログラミング
MASAQUI

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マルゲリータ
MASAQUI
突然マルガリータが食べたくなり、なぜかピザ窯を作り始める。
そんな一連の出来事を、シンプルなビートの上で女性ボーカルが淡々と読み上げていく楽曲です。
過剰なメロディや派手な展開はなく、一定のリズムの中で、耐火レンガやモルタル、煙や焦げたチーズといった言葉が静かに積み上がっていきます。
まるで深夜の独り言や作業記録のようでありながら、不思議な中毒性を持った作品です。
by MASAQUI @ STUDIO IRONY



