若かったあの海を思い出す
淡い風
ありだっけ吸い込んだ
空さえ霧雨模様で
少年メカニズムをポケットから
落っことして
来てしまったようだ
長かった一日の終わりに
冷め切った言葉が電話越しに
塞ぎ込んだ
少年メカニズムをポケットから
落っことして
来てしまったようだ
路地裏に
やがて雲は流れ時は流れ
足早に過ぎる季節はただ
乾いた手を差し伸べる君に
振り返ることもせずに去りゆく
懐かしむ部屋
寄りかかる窓
ひんやりとして
臆病さにいま気付いた
手首に描いた
赤い直線
ぼんやりとして
雲は流れた
やがて雲は流れ時は流れ
足早に過ぎる季節はただ
乾いた手を差し伸べる君に
振り返る
雲は流れ時は流れ
抜け殻を埋める僕の顔に
縁取る小さな小さな雫の跡
春を待ちきれず空を仰ぎながら
- 作詞
印藤勢
- 作曲
印藤勢
マシリト の“hurry hurry”を
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- 1
あこがれたそらこどもたちのせんそうごっこ
マシリト
- ⚫︎
hurry hurry
マシリト
- 3
オリオンのうた
マシリト
- 4
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マシリト
- 5
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マシリト
- 6
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- 8
月と森の青年団
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- 9
真逆のカレラ
マシリト
- 10
優しさを間違えないで
マシリト
- 11
Dungeon to Danjo
マシリト
活動休止前に発表した「歩道橋7」、「ブルーフィルム」、「ジェネス16thオムニバス」「38strings」に収録していた曲をコレクションとして集めた音源集をストリーミング限定で配信。
アーティスト情報
マシリト
1999年、幼馴染である印藤勢(Vo、Gt)と川敦(Ba)により地元・練馬にて結成。 2008年リリースの4th Album「違和感を唱え終わりの鐘が鳴る前に」より石川大輔(Dr)加入。 8年の充電期間を経て、2017年活動再開。 邪悪なリフワークと対照的な歌謡センス、文学的とも喩えられる詩はファンタジーとリアルを行き来する人々に依存性が強い。
マシリトの他のリリース
ANTIKNOCK RECORDS