

最期に見た景色は、
ひどく歪んだようでもう遠くなった。
何度も噛む言葉が、
冬を透かしたようでもう鈍くなった。
溶けていくこと。
痞えていること。
滲むような爪の
隙間にある傷も、
閉じていたこと。
溺れていること。
切り取る瞬きの
眼窩に咲く今も、
裂いて。
数えることも怖くて嫌になっていた。
浮かぶ痣も醜くて
落ちる雪になりたくて。
肺に残る静けさも
消えずにいてほしかった。
繰り返すようで息が続かないけど、
肌を擦るように、
突き放すように、
掌に、
眼の裏に、
雪が降った日のあなたの声に、
裁断された風景が積もっている。
それが祈りみたいで嫌だった。
冬の輪郭を削いであなたに充てて、
それがすべてでよかったはずだった。
火傷のまま走り出していた今も、
抱えるように、枯れないように
ずっとできたなら。
思い出すのが冷たくて苦しいから、
隠した痕も、
大事な嘘も、
きっと零れていた?
- Lyricist
sonobata ishi
- Composer
sonobata ishi
- Mastering Engineer
kohe
- Songwriter
sonobata ishi
- Programming
sonobata ishi

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