Lyric

ゆらゆら揺れる波間に

漂う夢のかけらを

掬いとるきみの仕草に見惚れた

頬をなでる冷たい風に

微笑み 目を細めてる

思い出すその歳月をなぞるよ

きみの手は小さくて

触れたら壊れそうで

あまりにいとおしくて

呼吸すら忘れてしまいそう

言葉にならないだなんて

嘘だろう わかってるんだよ

下手くそなその言い訳はもう捨てるよ

きみを見つめていたいんだよ

移りゆく時の流れに

消えてしまうその前に

ちゃんと

ふたり裸になって

蒼い海に浮かんで

やさしく寄り添って

そのままで そのままで

こころに触れあって

言葉はいらなくて

離れてしまわぬように

奇跡みたいな時を繋ぐよ

始まりと終わりの間

いずれ消えてしまうだけの

儚い夢だとわかっていたって

もうかまわないよ

永久に続くような

果てしない世界で

巡り合えた僕らだからきっと

離れたって怖くないよ

いつか時が始まる前の

まだ誰もいない星で

待ち合わせをしよう

会いに行くから

会いに行くから

会いに行くから

おやすみ

おやすみ