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レビューより。
「最新の雑誌に載っている情報は読んだ瞬間に過去のものとなる。現代の音楽はそんなものがあふれているような気がする。そんな時代に現れた「Party Piano Punk」は読むたびに発見のある古典文学のよう。
シャンソン風のメロディ、近代フランス音楽のようなパッセージを感じたかと思うと、そこにパンキッシュなサウンドが何重にもうねって現れる。聞いていると、打ち込みと即興、形式美と内容美、アヴァンギャルドとコンサバティブ、サディスティックとマゾヒスティック••••••そんなアンビバレツで表裏一体なキーワードが頭を駆け巡る。
そんなエミ・エレオノーラの音楽は古典文学を超えたもっと普遍的な、現代の般若心経なのかもしれない。こんなに幸福感のあるアルバムは聞いたことがない。」
藤原光洋(樣)(横浜デジタルアーツ専門学校ミュージック科講師)
20世紀末、バンド”Demi Semi Quaver”として日本とアメリカでCDデビュー。SXSW、全米ツアー敢行。近年はソロアーティストとしてCDリリース、数多くのイベント等に出演。また、舞台女優、プログラミングによる作曲編曲、歌手への楽曲提供や舞台の音楽監督を務めるなど幅広く活動中。