3.6.9 Front Cover

Lyric

bird

Taisuke Shiga

沿線に続く情景に馴染むあの夕日

揺れる波間にキスしたら消えた

パノラマを映す君の瞳はきっと輝いてて

遠い遠いどこかの国を見てた

刺さるように冷えた部屋はいつも僕に淡白で

こじつけの言い訳で埋もれた

月明かりだけを頼りにして君を探したら

右手のブレスレットが切れた

今日はね 君を思い出したよ

澄ました態度がやけに愛おしくて

そんな風に無邪気に笑うなよ

弓張月のように優しく笑うなよ

ベランダを仕切る窓を開けて街を見渡した

ファインダーは吐息で白く映った

飛ぶ鳥を真似て小さな空を目指しても

また君と会うことはない

今日はね君を思い出したよ

癖のある文字がやけに愛おしくて

そんな風に綺麗に泣かないでよ

僕の指先じゃ拭えないみたいだ

今日はね君を思い出したよ

揺れる黒髪が心を撫でて消えた

そんな風に無邪気に笑うなよ

弓張月のように優しく笑うなよ

今日はね君を思い出したよ

薄紅色の声がやけに愛おしくて

今日はね僕を思い出したの?

君を唄う僕は今はどう見えるの?

沿線に続く情景に馴染むあの夕日

揺れる波間にキスしたら消えた

  • Lyricist

    Taisuke Shiga

  • Composer

    Taisuke Shiga

3.6.9 Front Cover

Listen to bird by Taisuke Shiga

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2019年10月にリリースしたデモ音源ミニアルバム「book」から約8ヶ月ぶりにリリースした1stフルアルバム。前作に続き全曲セルフプロデュースで製作された今作は"Eureka"、"Tokyo"のリアレンジ、シングル配信曲"Synchro"や、リード曲である"Mask"、"bird"などを含む全11曲を収録!触れると壊れてしまいそうな世界が美しく、ノスタルジックに表現された作品!

Artist Profile

  • Taisuke Shiga

    1990年、末っ子長男として生まれる。家族全員が楽器を演奏する中、小中高と野球に熱中していたため、楽器にはほとんど触れていなかった。中学生の頃に「カラオケに行くより、弾いて歌った方が安いから」という理由で、ギターを練習し始め、携帯電話のメモに書き溜めていた自作の詞にコードを充てていくところから作曲が始まった。 2009年から大学卒業まで、半年に一度するかしないかのペースでライブハウスで演奏を始めるが、自分の曲に自信が持てず、就職を機に活動を辞めてしまう。 2015年から「周囲の評価は気にせず、少しでも多くの人に自分の作品を聴いてもらいたい」という思いから、活動を再開。 東京・神奈川を中心に弾き語りでのライブ活動をする傍ら、DTMでの音源制作をし、YouTubeチャンネルなどで配信を始める。 2019年には、2017年に制作し「ライブ会場限定」で販売していた自主制作のデモ音源アルバム”Book”を配信限定でリリース。

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