十年奏草のジャケット写真

歌詞

オモイデバナ

ケセランパサラン

いつも突然

姿を消して

忘れた頃に

ひょっこり戻る

放浪癖のおまえの背中

追いかけることも

もうないのだな

自分勝手と

怒っていても

顔見たら つい

許してしまう

泣いて 泣いて 泣いて

泣いて 泣いても

おまえが笑うことは

もうないけど

泣いてばっかり

いるオレ達を

どこか遠くで近くで

見いてるんだろう

賑やかなのが

好きなおまえを

かこんで今夜

呑み明かすのさ

思い出ばなし

花を咲かせよう

この花だけは

枯れることはない

形あるもの

いつか壊れ

愛しき者も

別れは来る

泣いて 泣いて 泣いて

泣いて 泣いても

涙は思い出となり 朝が来るだろう

泣いて 泣いて 泣いて

泣いて 泣いても

お前が笑うことはもうないけど

泣いてばっかり

いるオレ達を

どこか遠くで近くで

明日も明後日も

クシャクシャ笑顔で

見ているんだろ

愛しき人よ

カタチ変わっても

いつか必ず再び出会おう

その時 この花

一輪もって

  • 作詞

    ケセランパサラン

  • 作曲

    ケセランパサラン

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今作は「別れ」をテーマに製作しました。 そのきっかけになったのも、gtヒロミチの祖母が楽曲製作時に亡くなったことにあります。 別れがテーマだからといって暗い曲ばかりでなく いつでもどこでも何度でも生まれ変われる M1「バースデーソング」から 怖がり屋の男子に捧げる M2「怖がり屋のブルース」 イメージが全く沸かない事を書いた M3「NOイメージ」 明るい葬式をテーマにした M5「オモイデバナ」 幼き日の自分と母親を照らし合わせ書いた現代版「秋桜」 M7「おかえり」 など様々な切り口から書いた楽曲たち。 また、ケセランパサランは今年で結成十年で、節目の年に地元「草加」でも奏でていこうとアルバムタイトルを「十年奏草」と名付けました! 祖母の死と直面してどんな悲しい別れも向き合い、受け入れることが大切で、それができたときに新たな出会いが待っている。 そんな思いの詰まったケセランパサランの十年を凝縮したフルアルバムがここに誕生!! (2017)

アーティスト情報

  • ケセランパサラン

    2ピースユニット「ケセランパサラン」 ボーカル、カズーの山口愛子と、ギター、コーラスの片野ヒロミチによるアコースティックミクスチャーユニット アコースティックギターとボーカルのシンプルな二人編成のライブから、楽団を率いた大所帯ライブまでを手がける。 愛子の歌声は音階を全て裏声で発声する特殊な発声法である 生まれながらのその歌声はホールで聞いているような不思議な響きを放つ 一度聴いただけでも伝わる、どの人の想いにも当てはまる痛切な楽曲にファンが多い。 「歩き始めた子どもから、別れを体験した大人まで、響く歌」 2012年に沖縄のレーベルより全国デビュー 即興演奏から制作される、独特でスピード感のある楽曲制作が話題になり、現在さまざまな企業やミュージシャンに歌詞や楽曲を提供している。 誰もが聴いたことのある洋楽の名曲を、日本語でアコースティックにアレンジカバーした『日本語で唄おう』がyoutubeなどの動画サイトで好評を得ている。

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