十年奏草のジャケット写真

歌詞

はじめはみんなそうなのだ

ケセランパサラン

丸いリンゴ見ていたら

お腹がぐぅっと鳴りました

食べたくなったから手を伸ばす

それが生きることのアタリマエ

No music no life

うたいながら

本当はただの言いたがり

外ばっかツヤツヤで甘そうで

中身は虫食われ スカスカです

出された物だけ口にする

夢見がち お利口さん

格好悪いこと認めたら

ハレルヤ歌いましょう

はじめは誰もが小さな塊で

そのうち裸足で歩き始める

歩いて歩いて歩き続け

本当の私を探している

たまに自分で目隠しして

立ち尽くすこともあるけれど

All right!

隠そうとすれば隠すほど

ボロボロほつれてく

ツキハギばっかの服を来て

パーティーへ行きましょ

すました顔して着飾った

あやつり人形さん

悪口ばっかり言わないで

ハレルヤ歌いましょう

はじめは誰もが小さな塊で

そのうち裸足で歩き始める

重くて辛くて もがきながら

余計なものを脱ぎ捨てる

ひとつひとつ軽くなって

いつか空を目指していく

歩いて歩いて歩き続け

本当の私になっていく

裸のままで抱き合える

そんな人に出逢いながら

All right!

始まることは終わること

終わることで始まって

グルグル色々まぜながら

みんな一つに戻るのさ

All right!

  • 作詞

    ケセランパサラン

  • 作曲

    ケセランパサラン

十年奏草のジャケット写真

ケセランパサラン の“はじめはみんなそうなのだ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

今作は「別れ」をテーマに製作しました。 そのきっかけになったのも、gtヒロミチの祖母が楽曲製作時に亡くなったことにあります。 別れがテーマだからといって暗い曲ばかりでなく いつでもどこでも何度でも生まれ変われる M1「バースデーソング」から 怖がり屋の男子に捧げる M2「怖がり屋のブルース」 イメージが全く沸かない事を書いた M3「NOイメージ」 明るい葬式をテーマにした M5「オモイデバナ」 幼き日の自分と母親を照らし合わせ書いた現代版「秋桜」 M7「おかえり」 など様々な切り口から書いた楽曲たち。 また、ケセランパサランは今年で結成十年で、節目の年に地元「草加」でも奏でていこうとアルバムタイトルを「十年奏草」と名付けました! 祖母の死と直面してどんな悲しい別れも向き合い、受け入れることが大切で、それができたときに新たな出会いが待っている。 そんな思いの詰まったケセランパサランの十年を凝縮したフルアルバムがここに誕生!! (2017)

アーティスト情報

  • ケセランパサラン

    2ピースユニット「ケセランパサラン」 ボーカル、カズーの山口愛子と、ギター、コーラスの片野ヒロミチによるアコースティックミクスチャーユニット アコースティックギターとボーカルのシンプルな二人編成のライブから、楽団を率いた大所帯ライブまでを手がける。 愛子の歌声は音階を全て裏声で発声する特殊な発声法である 生まれながらのその歌声はホールで聞いているような不思議な響きを放つ 一度聴いただけでも伝わる、どの人の想いにも当てはまる痛切な楽曲にファンが多い。 「歩き始めた子どもから、別れを体験した大人まで、響く歌」 2012年に沖縄のレーベルより全国デビュー 即興演奏から制作される、独特でスピード感のある楽曲制作が話題になり、現在さまざまな企業やミュージシャンに歌詞や楽曲を提供している。 誰もが聴いたことのある洋楽の名曲を、日本語でアコースティックにアレンジカバーした『日本語で唄おう』がyoutubeなどの動画サイトで好評を得ている。

    アーティストページへ


    ケセランパサランの他のリリース

KP_house

"