Lyric

蒸し暑い夜に僕は旅立って

意味のない喧騒も 今はわかるよ

とても大切に思っていたこと

ただ朦朧と まぁそれはいいかな

いいかな

いいかな

口に出しづらいこのナニカも

不意に訪れる このナミダも

とても大切と思っていたこと

君にとってそれはとても些細なコト

いつかとった写真 ポケットにしまい

不意に遠くの街にて それを無くした

何もわからない この景色の中で

君は僕に言う 僕はここにいる

分かってたんだよどうにもならない事を

曖昧に笑う君のそのすがたも

探してたんだよ 暗闇の中を

例えるならそう 水の無い花瓶

注いでよ

注いでよ

何かが変わるかと夜明けを待つ

何も変わらず氷が溶けゆく

心の重しを 縛ってたのは

紛れもなく君の心だった

いくつもの道を僕は選べずに

いくつもの角を僕は曲がれず

とても大切と思ってたこと

僕にとってそれは彼の毛布のよう

わかってたんだよどうにもならない事を

不確かに叫ぶ僕のその心も

踏み出した朝は　同じような景色で

例えてもそう　空っぽの明日を

明日も

明日も

蒸し暑い夜に僕は旅立った

意味のない喧騒は もう聞こえずに

とても大切に思っていたこと

ただ朦朧と まぁそれはいいよね