〈K'z one〉
昔からよく考えれば
俺本当は幸せだったな
欲しがってたゲームのソフトも
試合に勝ったら買ってもらえた
大人になり今ではラッパー
歌えている現状に感謝
それに比べたら円とかdollarも
高級なカバンも全部が茶番
Yo,listen
あれは6月桜ノ宮
仕事終わりに電話をした
終電まで話をした
「仲間なら辞めるとかはない」
ガキみたいな事俺聞いた
「みんなといるのに音楽できない自分が辛い」
とお前は言った
貧乏、貧困、とか勤労
じっと、辛抱する、じっと
きっと、一生する信仰
"全て救えHIP HOP"
声無き者たちいれば俺が歌に変えよう
それが俺の価値皆んなで同じ朝迎えよう
〈Kyons〉
Around my crew
こっからだなまだまだMove,Move,Move
喉ならカラカラだがGood,Good,Good
We in da dream, But livin' in da real
不意によぎる 振り切る夜ただ
Around my crew
どこまでかもわからずにMove,Move,Move
俺らEverythings いつまでもGonna be good,good,good
We in da dream, But livin' in da real
不意によぎる 振り切る夜ただ
Around my crew
〈十六夜〉
Eyday 動くgameずっと俺のターン
経験だけでいつか手に入れるマイカー
生前なにかわるいことでもしたのか
May day一番好きで忘れられないmy fam
好きなもんがつね隣にあるとは限らない
無理な事しても守りたいもんがありゃそれでいい
隅々まで俺のもん全部解決それでいい
好きなもので飯食えても欲しいもんなんて俺買えない
My ルーティン朝に飲み干すミルクコーヒー
退屈になんでいつも遅いんだ気づくのに
最終日に次の日はないって知ってたのに
大量に無くした分まっさきに頂く一番星
〈Kyons〉
Around my crew
こっからだなまだまだMove,Move,Move
喉ならカラカラだがGood,Good,Good
We in da dream, But livin' in da real
不意によぎる 振り切る夜ただ
Around my crew
どこまでかもわからずにMove,Move,Move
俺らEverythings いつまでもGonna be good,good,good
We in da dream, But livin' in da real
不意によぎる 振り切る夜ただ
Around my crew
- Lyricist
Freak's'
- Composer
Mollucan Beats
Listen to Hurikiru yoru (feat. K'z one, Kyons & Izayoi) by Freak's'
Streaming / Download
- 1
Kaiohken (feat. K'z one, lily sans, Kyons & Izayoi)
Freak's'
- 2
No problem (feat. Izayoi, Kyons, lily sans, Mysterio & K'z one)
Freak's'
- 3
AO (feat. K'z one & Kyons)
Freak's'
- ⚫︎
Hurikiru yoru (feat. K'z one, Kyons & Izayoi)
Freak's'
E - 5
Yotta ikioi de (feat. lily sans, K'z one, Mysterio, Kyons & Izayoi)
Freak's'
「なんか、新しいFreak's'を見せたいっすよね。」
京橋のサイゼリヤで彼らは語る。
全員の頭に漠然とあった「進化」の文字。
それが1枚に集約されたのが本作、"EVO"だ。
シングルリリースやFree配信のMIX TAPEなどを除くと実に約3年振りとなる今作のリリース。
Mixing,Mastering等全面的なバックアップは前回から引き続き、
梅田サイファーのエンジニアなども務める"Cosaqu"がプロデュース。
奇怪ながらも疾走感のあるトラックが特徴的な1曲目
「Kaiohken」からこのEPは始まる。
トラックは梅田サイファー"KING"や”かまへん”などを手がけた
梅田サイファーのCosaquが担当。
一度聴いたら忘れないK'z oneのキャッチーなフックや
lily sansの畳み掛けるようなSpit
Kyonsのユーモラスなリリックや
十六夜のグルーヴ感溢れるFlowなど
まさしくFreak's'の"EVO"を体感できる相応しい一曲となっている。
2曲目「No problem」は
彼らの先輩である梅田サイファーの"KennyDoes"がトラックを担当。
どんな状況下でも仕事をこなすプロの「仕事人」をテーマに
Freak's' MC'sの軽快なSpitが炸裂する、
ライブで盛り上がること間違いなしな一曲に仕上がっている。
俺らに任せときゃ「問題ないぜ」
3,4曲目には彼らの自作スタジオ=ヤサで制作した
Type beatの2曲をRemaster。
1TBのPCの容量がパンパンになるくらい作り込んだ
楽曲の中から選ばれし2曲。
「AO」は高層ビルのお洒落なオフィスには
自分達の場所を見出せない彼らの
あまり出さない”影”の部分が色濃く出た1曲。
「振り切る夜」は大切なもの、そしてそれが崩れていく儚さなど、
3曲目と同じく影の部分の話ではあるが、
こちらでは"守るべきもの"についてフォーカスをして歌った一曲。
2曲合わせて聴くことで理解や没入感が増す流れになった。
ラストナンバーの「酔った勢いで。」
あまり良い意味で使われることの少ないこの言葉だが、
曲中では家族、友人、恋人、など普段素直に気持ちを伝える事のできない人達への
Freak's'からの良い口実(?)となっている。(笑)
トラックは1曲目「Kaiohken」と同じくエンジニアの"Cosaqu"が担当。
繊細でエモーショナルな雰囲気なのに
聴くと自然に身体が動いてしまうグルーヴ感も備えた
まさしくこの曲にうってつけのトラックとなった。
こうして完成した珠玉の5曲達、
まさしく猿人からホモサピエンス、ミニリュウからカイリューに並ぶ
進化"EVO"を遂げたFreak's'達の再スタートに相応しい1枚となった。
中崎NOONを飛び出し、
Freak's'の大冒険が、今、始まる。
