囲ミ来のジャケット写真

歌詞

囲ミ来

Cru

到底 私のせい

透明に見ゆる不安性

ねえ これも気のせい

これで一緒にいるえぶりでぃ。

生きたる意味さえわからねば

幽霊なりて右肩乗って

囲ミ来ライ 祭囃子幻影でぃ。

生生世世の見え方は夢がため

砂時計の砂が落つる手前で

遊泳したい貴方とまたねばかね

情景 青春のせい

優等生演じたり

ねえ 信じたせい

私だけひとりぼっちでぃ。

消えなむ温もりばかりに

置いてかないで貴方のそばで

囲ミ来ライ 太鼓囃子罵聲でぃ。

生生世世と夜明けまで語り合ひ

砂時計の砂が落つる手前で

遊泳したい貴方とまたねばかね。

愛してるなんて言ったかの日。私は一人置き去りで。

優しくして 微笑んで 抱いて 過去の世まで またねまたね。

あー落ちないない また会いましょう来世で。

ばかばかりの 一途を 辿りまたね。

あーおしまいまい またゆきましょう最後まで。

嘘ばかりの貴方を囲みたぃ。

囲ミ来ライ 祭囃子幻影でぃ。

生生世世に手を当てし夢がため

砂時計の砂が落つる手前で

一つなりし悲鳴殺しまたねまたね。

  • 作詞者

    Cru

  • 作曲者

    冨田開登

  • プロデューサー

    冨田開登

  • レコーディングエンジニア

    冨田開登

  • ミキシングエンジニア

    冨田開登

  • マスタリングエンジニア

    冨田開登

  • ボーカル

    Cru

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    囲ミ来

    Cru

Cru が放つ新曲「囲ミ来」は、渇望と執着、そして魂の結びつきを主題に据えたダークで叙情的なナラティヴ・ナンバーです。歌詞は「一生一緒に居られる方法=魂が一つになる」という狂おしい願いから始まり、嫉妬や罰、嘘と赦しが入り混じる祭りの夜の情景へと物語を展開します。神社の境内、遠くに響く太鼓──祭囃子の幻影が心象風景として反復され、聴き手を現世と来世の境界へ誘うような怪しさと哀愁を生み出しています。

物語の核は「別れと再会」の反復表現──何度でも交わされる「またね」の言葉が、嘘と真実、愛と暴力の境界線を揺さぶります。主人公の独白は時に冷たく、時に激しく、最終的には“相手の魂を奪うほどの渇望”という極端な感情へと赴き、聴く者に強烈な印象を残します。歌詞に漂う祭礼的モチーフと〈砂時計〉のイメージは、時間の有限性と永遠性が交錯する楽曲世界を象徴的に表現しています。

音像的な提案としては、祭りの空気を想起させる太鼓や囃子の断片、リバーヴ深めのボーカル、幽玄なコーラスや和楽器のほのかな挿入を用いることで、歌詞の幻想性と狂気性をより際立たせられるでしょう。アレンジ次第では、ポップ/ロックの枠を越えたダーク・フォークやゴシックな趣きも演出可能です。

アーティスト情報

  • Cru

    長野県出身。2023.01.01.artist.actor.幼少期から歌だけは自分の人生から離れることが無かった。 actorとして自分の人生を真っ当するつもりが、世界観を通して歌で人を勇気付けられることを知る。 2023年から本格的にartist『Cru』としてデビュー。 役者を経て『歌は物語だ』をモットーに、歌の世界観に寄り添い、聴き手の物語にも寄り添い歌う。 世界に闇と光があるとしたら、私たちは闇を受け入れ、光を探すべきだ。 ーーーさあ、これからどんな物語に出かけようか。

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