広大な世界の
片隅に立っている
滴るほどの光を
体中に浴びて
動かず大地に
根を張って立っている
溢れるほどの枝葉を
空いっぱい広げ
風冷ゆ日も
穏やかな日も
雪舞う日も
吹きすさぶ嵐の日も
雨しづくの日も
霞んで見えない日も
光を大地を
風を水を受いれて
何も求めずに
立っている
柔らかな気配に
誘われて葉をひらく
行き交う人の
日差しを遮り
雨を遮り
鳥たちは集い
羽を休め歌っている
やがて訪れる春を
信じて待ちながら
- 作詞
近田ゆうき
- 作曲
近田ゆうき
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- ⚫︎
はるにれ
近田ゆうき
- 2
風のように
近田ゆうき
- 3
闇のキラメキ
近田ゆうき
- 4
たんぽぽ
近田ゆうき
- 5
野草のうた
近田ゆうき
- 6
大好きだから会わない
近田ゆうき
- 7
水のささやき
近田ゆうき
ボサノヴァをルーツにもち、ガットギターの弾き語りのスタイルで独自の世界観を繰り広げて来た近田ゆうきの、前作から3年ぶりの通算4作目となるアルバム。シンプルな弾き語りをメインで構成されたアルバムは初となり、シンガーソングライターとして新境地に達した、アーティストの魅力たっぷりのアルバムとなっている。全てコロナ禍で書き下ろした楽曲たち。コロナ渦で経験した絶望、諦め、小さな希望、心の変化が繊細に表現され、人々の心に共鳴する。真の癒しをもたらすと定評のある自然からのメッセージソング。今作ではさらに自然愛溢れたアンビエント音楽が詰まっている。気づくとそこに咲いていて、優しく寄り添う花たちのように、希望、癒しを与えてくれる逸品。楽曲『大好きだから会わない』では、多方面で活躍するピアニスト須藤信一郎がゲスト参加。さらに切なさを増し、アルバムの聞きどころとなっている。
アーティスト情報
近田ゆうき
国立音楽大学卒業。 2003年、ボサノヴァの神様ジョアン・ジルベルトのCDとの出逢い、さらに2007年の初来日をきっかけに、ボサノヴァ演奏家として演奏活動を開始。 2011年1stアルバム「名前のないサンバ」(リオ・デ・ジャネイロ録音)を全国リリース。 2014年2ndアルバム「5月の光」(日本語のオリジナル曲集)でメジャー・デビュー。 2020年3rdアルバム「波紋」 2023年4thアルバム「かざうた」を全国リリース。 2024年5thアルバム「宮沢賢治をうたう」をリリース。 2015年9月、日ブラジル外交関係樹立120周年事業として、外務省、駐日ブラジル大使館後援の元、地元IMAホール(500人収容)にてコンサートを開催し、好評を博す。 近年はボサノヴァをルーツに、独自の世界観を表現するシンガーソングライターとしても活動。 お寺や古民家、ギャラリーや美術館、有形文化財の建築物など、様々な場所での演奏や ヨガ、朗読、ダンサー、演劇などのコラボレーションも精力的に行う。 ジェームス小野田(米米CLUB)、谷川賢作、他多数のアーティスとライブで共演、楽曲提供なども行う。
近田ゆうきの他のリリース
ミナレコード