歌詞
eisei
Sahnya, kragamusa
浅瀬で泳いでいたころは まだか弱くて
人目を避けて 息すら透明になるようにって願って
じっとしていた 軽やかにのぼっていく
泡が夢みたいに輝いて
そこへ向かうことを願わずにいられなくなるのは
水草の間まで光が届いて
私が私で無くなるような感覚を
はじめて覚えてしまったから
呼吸という遺伝子構造を持って
地下深くに潜り込んで
この地球が焼ける時も
凍結に覆われた時も
ずっと憧れていた
いつかあの太陽に 惜しみなく
愛されるため陸に向かう
遠い記憶を思い出すため
愛されるため陸に向かう
弱さは生きる為のナイフなんだ
呼吸という遺伝子構造を持って
地下深くに潜り込んで
この地球の病める時も
尽きた命達の悲しみ抱いて
待っていた
待っていた
すべては
- 作詞
Sahnya
- 作曲
kragamusa
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EISEI
Sahnya, kragamusa
- 1
kougen
Sahnya, kragamusa
- ⚫︎
eisei
Sahnya, kragamusa
- 3
月慧
Sahnya, kragamusa
- 4
amabie
Sahnya, kragamusa
新潟出身のアーティスト、Sahnya、kragamusaによる共作シングル「EISEI」。本作のコンセプトは生命の誕生。シンガー・Sahnyaの歌唱スタイルは冒頭のpoetryから始まり、シンプルに表現を削いだメロディーと壮麗なchorus work、言葉と歌の響きによって自らの死生観を表現。ビートメイカー・kragamusaによる音作りの全編はsynthesizerを主体として構築され、無機質で近未来的な音の中にも叙情的なエッセンスを落とした。忙しなく生きる私達現代人のルーツ、今は忘却の彼方に在るその大切な記憶に想いを馳せた一作。
アーティスト情報
Sahnya
新潟、雪国育ち。10代でサイケデリック・ロックに傾倒したことがきっかけで音楽に目覚め、ライブハウスで歌い始める。バンド活動を経て2015 年ソロ名義でのアルバム「FRASCO」リリースを皮切りに、ソロ名義での作品リリースや客演参加、県内外のライブ出演等活動。最新アルバムは2022年12月リリースの「Better Than One」(ビートメイカーに最愛の友人、goodtripexpressよりprinceとanus or hawaiが参加)。2023年6月県内ビートメイカーをフィーチャーしたTATANEとの「Soul Kitchen」・Yojiro Andoとの「DAWN」をリリース。様々な作風のビートの上をアンニュイなラップスタイルから美しく緻密なコーラスの音像まで捉え切り、鮮やかに乗りこなすリリシスト。
Sahnyaの他のリリース
kragamusa