EISEIのジャケット写真

歌詞

eisei

Sahnya, kragamusa

浅瀬で泳いでいたころは まだか弱くて

人目を避けて 息すら透明になるようにって願って

じっとしていた 軽やかにのぼっていく

泡が夢みたいに輝いて

そこへ向かうことを願わずにいられなくなるのは

水草の間まで光が届いて

私が私で無くなるような感覚を

はじめて覚えてしまったから

呼吸という遺伝子構造を持って

地下深くに潜り込んで

この地球が焼ける時も

凍結に覆われた時も

ずっと憧れていた

いつかあの太陽に 惜しみなく

愛されるため陸に向かう

遠い記憶を思い出すため

愛されるため陸に向かう

弱さは生きる為のナイフなんだ

呼吸という遺伝子構造を持って

地下深くに潜り込んで

この地球の病める時も

尽きた命達の悲しみ抱いて

待っていた

待っていた

すべては

  • 作詞

    Sahnya

  • 作曲

    kragamusa

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EISEI

Sahnya, kragamusa

新潟出身のアーティスト、Sahnya、kragamusaによる共作シングル「EISEI」。本作のコンセプトは生命の誕生。シンガー・Sahnyaの歌唱スタイルは冒頭のpoetryから始まり、シンプルに表現を削いだメロディーと壮麗なchorus work、言葉と歌の響きによって自らの死生観を表現。ビートメイカー・kragamusaによる音作りの全編はsynthesizerを主体として構築され、無機質で近未来的な音の中にも叙情的なエッセンスを落とした。忙しなく生きる私達現代人のルーツ、今は忘却の彼方に在るその大切な記憶に想いを馳せた一作。

過去プレイリストイン

eisei

Apple Music • Errday • 2021年3月8日

アーティスト情報

  • Sahnya

    新潟、雪国育ち。10代でサイケデリック・ロックに傾倒したことがきっかけで音楽に目覚め、ライブハウスで歌い始める。バンド活動を経て2015 年ソロ名義でのアルバム「FRASCO」リリースを皮切りに、ソロ名義での作品リリースや客演参加、県内外のライブ出演等活動。最新アルバムは2022年12月リリースの「Better Than One」(ビートメイカーに最愛の友人、goodtripexpressよりprinceとanus or hawaiが参加)。2023年6月県内ビートメイカーをフィーチャーしたTATANEとの「Soul Kitchen」・Yojiro Andoとの「DAWN」をリリース。様々な作風のビートの上をアンニュイなラップスタイルから美しく緻密なコーラスの音像まで捉え切り、鮮やかに乗りこなすリリシスト。

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  • kragamusa

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