Lyric

満天の星が降る夜に零れた

淡い想いは希う君の元へ

忘れられないくらいなら

君の大好きな綿菓子みたいに

溶けて欲しいのに

この気持ちは

どうやら消えてはくれないようで

行き場を失って揺れるだけ

やり直せるなら

どこからだろうか

君を見つけたあの日かな

何回巡ったってきっと

また僕はこの場所へ

燦々と揺れる空の花を仰いで

「綺麗だね」って笑う君の横顔

「来年も君の隣で見たい」なんて

言えやしなくて本当情けないよなぁ

神様どうかこのまま時を止めて

なんて、星に祈るんだよ

人気者のあの子みたいにうまく笑えない

気障な言葉も言えそうにない

君に牙を剥くありとあらゆるものから

この身を呈して守りたいけど

そんなのテレビの中だけ

やり直せるなら

どこからだろうか

君を見つけたあの日かな

何回巡ったってきっと

また僕はこの場所へ

簡単な一言の為に目を腫らして

朝を待ったその度誓ったはずなのに

悶々と過ぎる時間に委ねたまま

何もしなくて本当情けないなぁ

嘘吐いて諦めて

誤魔化し方を覚えて

大丈夫、後悔はない

言い聞かせてもみた

燦々と揺れる空の花を仰いで

「綺麗だね」って笑う君の横顔

恋々と夏の花束の名残を

そっとなぞった細い君の指先

「この先もずっと隣に居たい」なんて

あぁ、今更になって気付いた

どんな言葉も意味を失くして

跳ねた鼓動が僕に囁いた

神様これがきっとそうなんだ

僕は君に恋をしているんだ