

歌詞
Living my life
脱兎, Jam Fillux
Living my life
柔な秩序はディグラない
無理に入らない懐
いつになれどわからん人の心
知ったつもりでいる身の程
浸れる思い出なら程よく
自問自答もそこそこにして
考えるビジョンは各々にして
何になりたかった?子供の頃
大人になっても枯らす喉
紐解く
道徳で損得とか
考えるやつもゴロゴロいるが
それが普通なのか?わからん
目先の幸せで先を捨てるか?
それでどう残すのかスペルマ
本質書いたとて掠れるな
時に漏らした不平不満
人がいて俺がいる
忘れるな
先を知らす花の色
Low clashする水面
離さずにいる方時も
Living my life
直下するリアルも
日々のあれかれは置くとwell
人と生きると考えて酷なGame
愛することはできない全部
Living my life
やわな秩序は、ディグらない
日々はJunction 空の缶ビール
三日月とひらめき
Make it
心の奥底 タバコの煙
大人になれたって事? かな
Wanna be 子供
FreeだなStyle
おれも教わるし
紡ぐtime life
稼ぎ方に重き 軽い財布
調子乗る俺 苦笑いのワイフ
邪念は時にスパイス
行き詰まる道 照らすmoon light
行先は明るいが時に暗い
Don't cry もっとやれ!ってどんくらい?
感情と交差する枝をつたって
地球を軸に回ったタンテ
オレは小さいが空はGrande
ありふれた日常にまたくらってる
先を知らす花の色
Low clashする水面
離さずにいる方時も
Living my life 直下するRealも
日々のあれかれは置くとWell
人と生きると考えて酷なGame
愛することはできない全部
Living my life
やわな秩序は、ディグラない
- 作詞者
脱兎
- 作曲者
Jam Fillux
- ミキシングエンジニア
Jam Fillux, Lou
- ラップ
脱兎
- その他の楽器
Jam Fillux

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With-U
脱兎, Jam Fillux
- 1
故郷
脱兎, Jam Fillux
- 2
好きな人とflow
脱兎, Jam Fillux
- ⚫︎
Living my life
脱兎, Jam Fillux
- 4
インディゴブルー
脱兎, Jam Fillux
- 5
my bro
脱兎, Jam Fillux
- 6
茎 (feat. 照)
脱兎, Jam Fillux
- 7
reason
脱兎, Jam Fillux
- 8
故郷 (instrumental)
脱兎, Jam Fillux
ジャズやソウルなどを用いたサンプルベースのものが中心のビートに、生活感のある等身大のリリックを堅実に乗せていく音楽性で活動してきた脱兎。2021年から毎年アルバムやEPをリリースしており、昨年には「Itsu no manika no Ima wo」と「カラフルの下はいつも無地」の二枚のEPを残している。本作は今年に入ってからは初の作品となる。
Jam Filluxはソロでのビートテープのリリースのほか、ラッパーへのビート提供やCM音楽制作なども行っているビートメイカー。弾きをメインにサンプリングも用いて、これまでの作品ではメロウなブーンバップやLAビート系譜のエッジーなビートなどを聴かせてきた。ビートメイカー集団のGONINの一員としても活動しており、これまで三枚リリースされているGONINのアルバムにも参加している。
二人が組むのは今回の作品が初。脱兎がJam Filluxのビートに惚れ込んでコラボレーションを提案し、以前から脱兎の音楽を聴いていたJam Filluxがアルバム単位での制作を希望したことから生まれたものだという。Jam Filluxが「言葉を最大限に活かすビートであること」「言葉がなくても誰かの心に寄り添える」という二点の両立を図って制作したメロウで暖かいビートに、脱兎の「近くの大切な人と共に」をテーマにした真っすぐで飾らないリリックが乗る柔らかなブーンバップ作品となっている。
客演は「茎」に迎えた岡山のラッパーの照のみ。ミックスはJam Filluxが自ら行った。マスタリングはLouが担当。アートワークは脱兎と共にTHE WEST CLASSIC RECORDSに所属するNOXが制作した。以下、二人によるコメント。
■脱兎コメント
最初届いたビートは「故郷」で、それを聴いた時に「人に寄り添い、刺さる言葉を使おう」と思いました。リードトラックになった「故郷」は、自分を否定せずにずっと信じてくれた、自ら命を絶った先輩MC に贈った曲です。
アルバムは一年半Jam Filluxさんと連絡を取り続けて完成した自分の中での最高傑作です。いつも通り背伸びせず等身大で、地元の描写が多く入っています。今ある当たり前を当たり前ではないということを感じながら聴いてほしいです。もしくは、聞き流す感じでも言葉が入ってくると思うので、夕暮れ時とか仕事終わりとか聴いてもらえたらと思います。
■Jam Filluxコメント
最初に聴いたときから、脱兎くんの音楽には彼の人柄がそのまま表れていると感じました。地元や仲間、家族への深い愛情、そして格好をつけることなく弱さも包み隠さず描くリリック。等身大で泥臭く、率直な言葉に触れるたび、何度も心を打たれました。
彼の世界観を、自分のビートでさらに引き出したい。そう思ったときに、一曲だけでは到底収まりきらないと感じました。だからこそ「アルバム」という形で一緒に作品を作ろうと決意しました。
今回のアルバムを作るにあたっては、「自分と脱兎くんにしか作れない作品を残したい」という想いが一番にありました。夕暮れ時の帰り道、仕事や学校を終えて一息つく時。あるいは少し感傷的な気持ちになった時。そんな日常のなかで、そっと寄り添える音楽になれば嬉しいです。
アーティスト情報
脱兎
脱兎 / 岡山 / THE WEST CLASSIC RECORDS 岡山を拠点に活動するMC、脱兎。 18歳でマイクを握り、西の重鎮たち ──HANABIS、FEIDA-WAN、LEESOK、NO LOOK PLAN──の存在に衝撃を受け、HIPHOPにのめり込む。 地元で立ち上げたイベント「BACK YARD」を通して現場に根を張り、県内外の猛者と繋がりながら、自らの足で道を切り拓いてきた。 2021年にはUMB岡山代表に選出。名だけでなく、実力でその名を刻んできた。 サンプリングを軸に、ジャズやソウルを下地にした土臭くも芯のあるサウンド。 飾らず、気取らず、生活をそのまま吐き出すリリック。 フロウは剛直。言葉は重い。嘘がない。 『DAT TRIP』(2021)、『GOOD NIGHT モーニング』(2022)をはじめ、EP『IN DA HOUSE』(2023)、『itsu no manikano Ima wo』『カラフルの下はいつも無地』(2024)など作品多数。シングルも含め、止まらず発信を続ける。 岡山を背負い、マイク一本で全国を回る。 地方からでもやれる。証明してきたし、これからも証明する。
脱兎の他のリリース
Jam Fillux
Jam Fillux(ジャム・フィラックス)は、日本のビートメイカー兼プロデューサー。 ヒップホップを基盤に、ジャズやソウル、エレクトロニカやアンビエントの要素を取り入れつつ、生演奏とサンプリングを融合させた自由で創造的なサウンドが特徴。 エッジーなビートから温かみのあるメロウなトラックまで、多彩な表情でリスナーを魅了する。 2024年12月に1stアルバム「Blend Jam」をリリース。家具店「issen」や革製品店「BAIHU」、アーティスト、企業CMや店舗BGMへの楽曲提供も手掛け、「Better Times」は国内外から注目され、代表作のひとつとなった。 2025年にはシングル「PLAY BACK」「prejudice」をリリースし、精力的に活動中。 さらに、東京・群馬・茨城・福島を拠点にする6人組ビートメイカー集団「GONIN」にも所属。これまで3枚のビートテープに参加し、Bandcampやカセットテープで作品を発表している。 ジャンルの枠を超え、自由な発想で音楽の可能性を追求し続けるアーティスト。
THE WEST CLASSIC RECORDS